M.マルケスが4連続ポール獲得。小椋がトップでQ2進出/第4戦カタールGP

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2025年04月12日 22:50  AUTOSPORT web

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マルク・マルケス(ドゥカティ・レノボ・チーム)/2025MotoGP第4戦カタールGP
 4月12日、2025年MotoGP第4戦カタールGPの2日目セッションがルサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、MotoGPクラスの予選ではマルク・マルケス(ドゥカティ・レノボ・チーム)がポールポジションを獲得した。小椋藍(トラックハウスMotoGPチーム)は10番手グリッドとなった。

 今大会の欠場者は第2戦アルゼンチンGPのスプリントレースで負傷したミゲール・オリベイラ(プリマ・プラマック・ヤマハMotoGP)。オリベイラの代役は前戦に引き続き、アウグスト・フェルナンデスが務める。そして、開幕戦から欠場が続いていたホルヘ・マルティン(アプリリア・レーシング)が、今大会から復帰を果たした。

 初日同様に天候は晴れ。気温34度、路面温度52度という厳しいコンディションの中、30分間のFP2が始まった。

 序盤にポイントリーダーのアレックス・マルケス(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)が15コーナーで転倒。ペドロ・アコスタ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)がフロントにミディアム、リヤにソフトを履き1分52秒713でトップに立つ。

 しかしその直後、フロントに中古、リヤに新品のミディアムタイヤで走行するマルク・マルケスが、1分52秒453でトップに浮上。連続でアタックを行い、タイムを1分52秒256にまで詰めてみせた。

 セッション終盤には、そのマルク・マルケスが15コーナーでオーバーランする一幕も。そんななか、同じコーナーで序盤に転倒を喫したアレックス・マルケスが1分52秒109のトップタイムをマーク。しかし、最後には兄マルク・マルケスが1分51秒877を記録しトップに立った。両者とも前後ミディアムを履いてのタイムアップ。3番手には1分52秒356のファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)が入っている。

 続いて行われた予選Q1は、全車ミディアム/ソフトでアタックを敢行。序盤は小椋が1分51秒502でトップに立つと、今季初の予選となるマルティンが1分51秒655で2番手につける。マルティンはタイム更新直後、前方を走るジャック・ミラー(プリマ・プラマック・ヤマハMotoGP)のスリップが効いてしまい、あわや接触という危ないシーンもあった。

 セッション後半はアレックス・リンス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)が1分51秒512で2番手に食い込むなか、小椋がラストアタックで1分51秒104で自身のトップタイムを更新。この2台がQ2進出を果たしている。3番手に1分51秒553のマルコ・ベゼッチ(アプリリア・レーシング)、復帰戦となるマルティンは、1分51秒655で4番手に終わり、今季初の予選を終えている。

 ポールポジションが決まる予選Q2もコンディションは変わらないが、少し温度が下がり、気温32度、路面温度47度に。タイヤ選択は、Q1で2番手タイムを出したリンスのみ前後ミディアム、それ以外はミディアム/ソフトとなっている。

 残り4分、最後のタイムアタックに向かっていたフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)が4コーナーで転倒。残り1分でクアルタラロが1分50秒759でトップに立つと、すかさずアレックス・マルケスが1分50秒600がトップの座を奪い返す。しかし、最後に最速タイムを刻んだのはマルク・マルケス。1分50秒499のオールタイムラップレコードを塗り替え、今季4度目のポールポジションとなった。

 2番手はアレックス・マルケス、3番手はクアルタラロとなった。2列目はフランコ・モルビデリ(プルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チーム)、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(プルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チーム)、マーベリック・ビニャーレス(レッドブルKTMテック3)の順。

 3列目はヨハン・ザルコ(カストロール・ホンダLCR)、フェルミン・アルデグエル(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)、リンスだった。10番手は小椋、転倒が響いたバニャイアは11番手、12番手にはペドロ・アコスタ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)が入っている。

[オートスポーツweb 2025年04月12日]

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