事件や事故、政治経済、芸能、スポーツなど、日々起こるさまざまな事象に対して見解を求められるコメンテーター。元政治家・ジャーナリスト・文化人など、いわゆる有識者とされる人物も多いが、最近では若い女性タレントを目にする機会も少なくない。
コメンテーターの発言には、「納得できる」「賛同できる」「よく言ってくれた」と多くの称賛を集めるケースがある一方で、批判が集まり、世の中を騒がせるケースも。そこで本誌はWEBアンケートツール「Freeasy」にて、20〜60代の男女500人を対象に「信頼できない女性コメンテーター」についてアンケート調査を実施した。
第3位は、元フジテレビアナウンサーの菊間千乃氏(53)だ。
1995年にフジテレビに入社し、アナウンサーとしてさまざまな番組を担当していた菊間氏。2007年に弁護士を目指して退社後、2010年に司法試験に合格し、弁護士となった。現在は『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)や『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)でコメンテーターを務めている。
菊間についてネガティブな意見の大多数は「フジテレビ騒動への対応」だった。中居正広氏(52)の女性トラブルがきっかけとなった一連のフジテレビ問題が表面化すると、菊間氏は自らがフジテレビの顧問弁護士を務めていることを公表。しかし、フジテレビの記者会見後には出演番組を欠席したため、《説明不足》《逃げている》と感じた視聴者が多かったようだ。
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《フジテレビの顧問弁護士なのに、一連の中居事件で何の役にも立っていなかった》
《今回のフジテレビの件でも圧力に屈して本当の事を話していないから》
《自分事になるといなくなる》
《フジテレビの件で、以前所属していたので、はっきりコメントしてほしい》
第2位には、モデルでタレントのアンミカ(53)が選ばれた。
韓国・済州島で生まれ大阪で育ったアンミカは、1993年にモデルとしてパリコレデビューを果たす。近年のタレント活動では、そのポジティブなキャラクターが人気を集め、バラエティ番組に数多く出演。テレビで見ない日はないほどの活躍ぶりだ。コメンテーターとしては『DayDay.』(日本テレビ系)にレギュラー出演している。
2021年、夫のセオドール・ミラー氏が経営する会社が雇用調整助成金を不正受給しているとの疑惑が浮上。アンミカは「夫の会社のことなので詳細は把握できていない」と弁明したが、視聴者の納得は得られなかったようで、アンケートでもこの件に関するコメントが目立った。経歴やキャラクターなど、なにかと目立つ存在であるがゆえに反発も多いのかもしれない。
《自分の身内の不祥事についてノーコメントだしうるさい》
《庶民感覚とずれを感じる》
《ポジティブだけがうり》
《信用できない》
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残念ながら第1位に選ばれてしまったのは、三浦瑠麗氏(44)だ。
三浦氏は2010年に東京大学博士課程を修了し、国際政治学で博士(法学)号を取得。国際政治学者として一時はテレビ番組に引っ張りだこだった。ときには発言内容に「根拠がない」と炎上することもあったが、はきはきした物言いは好まれることも多く、2023年ごろには『めざまし8』(フジテレビ系)や『朝まで生テレビ』(テレビ朝日系)にレギュラー出演していた。
しかし、2023年3月に元夫の三浦清志氏が業務上横領容疑で逮捕され、番組をすべて降板。夫の逮捕については当時「一切知りえないこと」と関与を否定したが、大きなイメージダウンとなったのは間違いない。それから約2年が経つが視聴者の信頼回復には至っていないようで、ワースト1位を獲得する結果となった。
《発言の内容が、偏っているから》
《プライベートで悪いイメージがある》
《事件を起こした家族がいるのに、何もなかったかの如く話す態度にあきれる》
《夫の件もまともに語ろうとしないし、日本を批判したいだけという印象があるから》
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