写真ユアン・マクレガーは、“映画スター”と見なされることを嫌悪しているという。
映画、テレビ、舞台で活動する一介の俳優だとして、ユアンは英紙ガーディアンにこう話す。
「映画俳優でもテレビ俳優でも劇場俳優でもない。ただの俳優さ」
「僕にとって劇場に戻って来るということは『ああ、映画俳優が舞台に上がっている』ということじゃない。それってちょっとした誹謗じゃないかって思うんだ」
「ロンドンの舞台に立つと最初の数分間でそれを感じる。その後、観客は『ああ、わかった』って納得した感じで、僕も軌道に乗れる」
ウィンダムズ・シアターで開催される「マイ・マスター・ビルダー」で2008年以来となるロンドンの舞台に戻って来るユアン。ニューヨークのブロードウェイには2014年の「ザ・リアル・シング」でデビューしており、ロンドンに比べニューヨークの観客の方が威圧的でないと感じたそうだ。
「ニューヨークで仕事をしたかった理由の一つでもあるよ。(ロンドンと)違うんじゃないかって思って。本当にそうだった。観客の半分が寝ていたんだ。だからあまり怖がらずにすんだよ」
そんなユアンが出演する「マイ・マスター・ビルダー」は、ヘンリック・イプセンの1892年の戯曲「マスター・ビルダー」を基にしたアメリカの劇作家兼脚本家のリラ・ライチェクによる作品で、今月から7月にかけて上演される。
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