2025年F1第4戦バーレーンGP 予選後に健闘を称えあうジョージ・ラッセルとアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) 2025年F1バーレーンGPの予選で、メルセデスのジョージ・ラッセルは2番手を獲得した。しかし予選中のチームのミスにより、1グリッド降格ペナルティを受け、決勝は3番グリッドからスタートする。
ラッセルの予選タイムは、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)のポールタイムから0.168秒差だった。
Q2で赤旗が提示され、セッション中断となった際に、チームのミスが起きた。セッション再開に先立ち、再開予定時刻が発表されると、チームはそれを確定事項と勘違いし、ラッセルとアンドレア・キミ・アントネッリの2台をピット出口へと送り出した。しかしレギュレーションでは、セッション再開時刻が確定するまではマシンをピットレーンのファストレーンに入れてはならないことになっているため、2台は1グリッド降格のペナルティを科された。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)FP3 4番手(1分32秒827/13周)予選 2番手(Q1=9番手1分31秒494:ソフトタイヤ/Q2=4番手1分30秒664:ソフトタイヤ/Q3=2番手1分30秒009:ソフトタイヤ)
「Q3で力強い結果を出すことができてよかった。予選を通して、ベストな状態だとは感じていなかった。自信が持てなくてQ1とQ2では本当に大変だった。でもQ3ではいつものリズムを取り戻し、力強いラップを何周か走ることができたんだ」
「ポールポジションにかなり近づき、シャルル(・ルクレール/フェラーリ)とともに、マクラーレンの1台(ランド・ノリス)の前に出ることができたのには、本当に驚いた。最終的には(ペナルティにより)3番グリッドからのスタートになるが、それでも決勝に向けて良い位置を確保できたと思っている」
「今週末は先週末(の日本)とは全く違う結果になった。日本の5位という結果には本当にがっかりしていた。予選ではもっと上位に行けるポテンシャルがあったと感じていたんだ。でも、今週末、フロントロウ争いができるとは思っていなかった。今日は3番手が限界だと思っていたし、皆が僅差で続いているため、場合によっては7番手に落ちていたかもしれない」
「明日は簡単なレースにはならないと思う。オスカー(・ピアストリ/マクラーレン)はかなり速いだろう。その上、マクラーレンはタイヤマネジメントに関して、他より圧倒的に優れているようだ。そして、明日のレースの鍵になるのは、タイヤマネジメントなんだ。日曜日に何が起こるのか楽しみだよ」
[オートスポーツweb 2025年04月13日]