2025年F1第4戦バーレーンGP シャルル・ルクレール(フェラーリ) 2025年F1バーレーンGPの予選で、フェラーリのシャルル・ルクレールは3番手を獲得した。2番手のジョージ・ラッセル(メルセデス)が1グリッド降格ペナルティを受けたため、ルクレールはフロントロウ2番グリッドから決勝をスタートする。
フェラーリは今回、アップデートコンポーネントとして、フロアフェンス、フロアボディ、フロアエッジ、ディフューザー、リヤウイングを申告している。チーム代表フレデリック・バスールは、アップデートについて「新フロアがどのような効果をもたらすかをより明確に把握するには、来週のジェッダで実際に走ってみる必要がある」と慎重な発言をしている。
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリHP)FP3 3番手(1分32秒480/19周)予選 3番手(Q1=7番手1分31秒454:ソフトタイヤ/Q2=6番手1分30秒724:ソフトタイヤ/Q3=3番手1分30秒175:ソフトタイヤ)
「予選でこの結果を出せるとは予想していなかった。この数週間、僕たちはとても良い仕事をしてきて、それが報われたと感じる。たくさんのセットアップを試した結果、僕は自分がこのマシンのポテンシャルをより引き出せる方向性を見つけたと考えている」
「Q3でのスクラブタイヤでのラップは素晴らしい出来とはいえるものではなかったが、マシン自体のフィーリングは良かったので、(新品タイヤでは)もっと良いラップを走れるポテンシャルがあることは分かっていた。それでも、3番手に入れるとは思っていなかった」
「着実に進歩していることが分かり、うれしく思う。サーキットの現場と、マラネロのファクトリーで素晴らしい仕事をし、今回のレースのためにアップグレードを用意してくれたチームの皆に感謝したい」
「すべてが期待どおりに進んだので、今はレースに集中するだけだ。このポジションを維持するのは簡単ではないだろうが、良い結果を出せるように努力する。それができればチーム全体にとって大きな励ましになるだろう」
(走行後の会見で語り)「この数週間、過激なセットアップをたくさん試した結果だと思っている。少しずつ自分の道を見つけつつあると感じる。今後、さらにこのマシンからもっとパフォーマンスを引き出せるようになるといいね」
「チームはアップグレードをここに持ち込むために必死に頑張った。バーレーンはこのアップグレードを入れるのに最適なコースだとは思わないが、それでもアップグレードが導入されるのはいつだって良いことだ。大きな進歩ではなく、小さな進歩ではあるけどね」
「来週(サウジアラビア)にはさらに進歩することができるといいね。4番手との差がわずかであることを考えると、今日3番手を獲得できたのは、アップグレードが功を奏したからだと言えるだろう」
[オートスポーツweb 2025年04月13日]