ミュージシャンGACKT(51)が13日、東京・すみだトリフォニーホールで、ロックとオーケストラを融合させたコンサート「GACKT PHILHARMONIC 2025」を行った。
公演に先立って会見を行ったGACKTは「儀式、黒ミサなどをモチーフにして、僕にしか出せないダークな世界観を構築した」と、マスクとマントを着けたオーケストラ、バンドメンバーと一緒に登場した。
「単純にクラシックとロックの融合ではない。クラシックファンの方にはこういうロックとの融合があることを、ロックファンの方にはクラシックを知ってもらうきっかけになる」とし「もし、この形がうまくいったら、日本中にいるいろんなオーケストラの方たちと一緒にやることになる。地方への貢献にもなりますし、音楽そのもののマーケットを広げられる」と語った。
今回のチケットが即完売だったこともあり「日本、世界、いろんな場所に形を作っていくのが可能なんじゃないかなと思っています」と展望を語った。また、公演のライブアルバムのリリースも決定した。
ソロ活動25周年を締めくくるコンサートに、GACKTは「一時期は引退も考えてましたけど、コロナの最中、1回体を壊して療養している時、多くのファンの支えが自分にとって、勇気になりました。25年って長いように聞こえますけど、一瞬だった。ここから先の10年、何が残せるかが重要だと思っています。まずは10年です」と語った。
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