
毎日使う職場のトイレ。きれいに保たれているのが理想だが、利用者の中にはマナーを守れない人もいるようだ。
投稿を寄せた50代女性(不動産関係)が働く職場では「流し忘れ」が発生しているそう。女性の職場のあるフロアは、女性従業員が少ないという。そのため、
「歯磨きやメイク直しをする人で混み合う時間帯(昼休み終了間近など)でも比較的すいています。それを知っていて、他のフロアからわざわざ来る女性社員も珍しくありません」
利用人数が少ないメリットは他にもあった。(文:天音琴葉)
「『流し忘れ』に出くわした人がかなりいることが判明」
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「『誰が汚したのか』もすぐ特定されてしまいますが、おかげで皆きれいに使うようになり、快適に使用していました」と、当初は平和だった。ところが、ある時から困ったことになった。
「『流し忘れ』が頻繁に見かけられるようになりました。排泄物がチラ見えする山盛りのティッシュはほぼ毎日」
他にも、経血がついた山盛りのトイレットペーパーが便器の中や、床に落ちていることもあったという。便器の蓋は閉まっていたというから、おそらく流し忘れだろうが、床に落ちていた理由は謎だ。すべて同一人物だろうか。
見るもおぞましい光景に、うんざりしていたのは投稿者だけではなかった。同じフロアの女性社員に尋ねると、「『流し忘れ』に出くわした人がかなりいることが判明」したという。そこで、「皆で協力し、流し忘れの常習者探しを始めることになりました」という。
「最近流し忘れが多いんだよね」→ 容疑者は「え〜見たことないですね〜」
やがて2週間ほど経った頃、集まった情報から一人の女性が容疑者として浮かび上がった。別のフロアに所属する40代のAさんだ。
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「その人は他のフロアから1日に数回、こちらのフロアに来ているとのこと。離席時間が長く、上司からたびたび注意を受けていること。その人のいるフロアでも『流し忘れ』がよくあること。これらの話から、おそらく流し忘れはこの人ではないか? と皆の意見が一致しました」
状況証拠は揃った。ある日、投稿者はトイレ近くにいたAさんに、それとなく声をかけてみたという。
「『変な話なんだけど、ここのトイレ、最近流し忘れが多いんだよね。見たことある?』と聞いてみました。その時は『え〜見たことないですね〜』とあっさり返されましたが、それ以来Aさんはこちらのフロアに来なくなり、同時に『流し忘れ』も見かけなくなりました」
直接問いただしたわけではないため、確証はない。しかし、Aさんが来なくなった途端に問題が解決したことから、女性はほぼ確信したという。
「はっきり確認した訳ではありませんが、連日の流し忘れはたぶんAさんだよね…と皆が思っています」
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最後に女性は、「全自動トイレの普及で『うっかり流し忘れ』が増えているという話も聞きますが、せめて流れたかどうかは確認して欲しいものですね」と、トイレ利用のマナーについて切実な思いを書いていた。
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