
お金に余裕があっても貧乏性を自覚している人たちの中には、お金を使うことに罪悪感を抱いている人もいるようだ。
投稿を寄せた東京都の40代女性(企画・マーケティング・経営・管理職/年収650万円)は、学生時代に「家賃、学費、生活費」を全てバイトで賄っていたそう。
「長期休暇はかき入れ時とばかりに3現場掛け持ちして、寝る間も惜しんで働く生活を2年程したことがあります」
当時の経験が今にもつながっているようだ。(文:長田コウ)
「都内の移動はほぼ全て自転車」「前泊は空港のベンチで野宿」
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女性は過去の経験から、就職し役職についた今でも「お金を使う事に恐怖心や罪悪感」が付きまとうそうで、貧乏性は治らないという。現在の生活をこう綴っている。
「都内の移動はほぼ全て自転車」
「推し活のために長距離移動するときも、夜行バスか超格安LCCの早期便に乗り、前泊は空港のベンチで野宿」
ホテルに泊まることも、勿体無いと感じる女性は「ほとんどネカフェ」を使っているという。また、食事についても「安ければ安いほど良い」というスタンスだそうで……。
「未だに外食が苦手で、飲み物も水筒にお茶を入れて持参し、外でお腹がすいても食事はおろか、ちょっと喫茶店やファーストフードに入る事も出来ません。一人で行動すること自体は好きなので、おひとりさまの食事が恥ずかしいとか、そういう可愛らしい理由ではありません」
「本当にお金がもったいない」という気持ちが先行してしまうようで、休憩するのも「公園のベンチ」。服は「5年くらい」買っていないらしく、最後に買ったのは古着だそう。自身のお金の使い方についての考察で投稿を結んでいる。
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「でも何故か推し活にはお金が使えているので、自分にお金をかける事が嫌なのかもしれません。推しには使えているから幸福度は高いし、貯金もそれなりに溜まるので、貧乏性でよかったと思います」
キャリコネニュースでは「お金はあるのに貧乏性の人」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/PIXKF66W