『べらぼう』“武元”石坂浩二、金田一ばりの名推理披露もラストで急転「大河の終わり方じゃねえよ!」(ネタバレあり)

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2025年04月14日 08:10  クランクイン!

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大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』第15回「死を呼ぶ手袋」より (C)NHK
 横浜流星が主演を務める大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』(NHK総合ほか)第15回「死を呼ぶ手袋」が13日に放送され、徳川家基(奥智哉)の死をめぐって松平武元(石坂浩二)が名推理を披露。しかしラストでまさかの事態に見舞われると、ネット上には「怖い!大河の終わり方じゃねえよ!」「サスペンスすぎる」といった反響が寄せられた。(※以下、ネタバレを含みます。ご了承の上、お読みください)

【写真】不敵な笑みを浮かべる治済(生田斗真) 『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』第15回「死を呼ぶ手袋」場面カット

 徳川家治(眞島秀和)の嫡男・家基が、鷹狩りの最中に突然倒れ急死。家基の不審な死は、対立関係にあった田沼意次(渡辺謙)による策略だという噂が江戸城内でささやかれることになってしまう。

 家治から家基急死の真相究明を命じられた意次は、源内(安田顕)に調査を依頼。その結果、狙っていたキジを逃した悔しさから家基が手袋ごしに爪を噛んで、その直後に倒れたことが判明する。

 家基が鷹狩りの際に身に付けていた手袋は、大奥総取締・高岳(冨永愛)の発案によって意次が職人に作らせた物。意次は自分が毒を盛った犯人にされることを防ぐため手袋を回収しようとする。しかし手袋はすでに、家基の不審死を調査している老中首座・武元の手に渡っていたのだった…。

 第15回のクライマックスでは、意次と武元が対峙。武元は家基が身に付けていた手袋を示しつつ、そこに毒を仕込んだ“外道”がいると説明。意次が恐るおそる「その者とは?」と聞くと、武元は真剣な表情でジッと意次を見つめながら「そなた以外の誰かであろう」と答える。

 一転して武元は笑顔になると、もし意次が犯人であれば、すでに手袋は処分されているはずと主張。そして武元は「わしにまんまとこれを押さえられる無様、そなたは知らなかったという証しに他ならぬ」と意次に語りかける…。武元の理知的な話ぶりに、石坂がかつて演じた名探偵・金田一耕助を重ねる視聴者が多く、ネット上には「さすが元金田一」「推理はお手のものだな」「金田一耕助を思わせる名場面」などの声が続出。

 意次と武元は真相究明を誓い合ったが、ラストシーンでは不敵な笑みを浮かべながら文楽の人形を操る一橋治済(生田斗真)の姿が意味深に映し出される。そして寝床で生気を失った目を見開き動かない武元が映されて第15回が幕を下ろすと、ネット上には「怖い怖い!大河の終わり方じゃねえよ!!」「ホラー展開」「うわああサスペンスすぎる」といったコメントが相次いでいた。
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