タイで号泣する若者続出、社会現象となった『おばあちゃんと僕の約束』予告映像公開

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2025年04月14日 09:00  ORICON NEWS

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映画『おばあちゃんと僕の約束』6月13日より全国順次公開 (C)2024 GDH 559 CO.
 昨年(2024年)4月にタイで公開され、年間最大のオープニング成績を記録し、鑑賞後に号泣する観客の様子が、TikTokをはじめとするソーシャルメディアで若者を中心に拡散。社会現象となり、世界中で驚異の約120億円超の記録的なヒットに発展した『おばあちゃんと僕の約束』が、6月13日より東京・新宿ピカデリーほか全国で順次公開される。

【動画】映画『おばあちゃんと僕の約束』予告映像

 バンコクの古く美しい風景の中で繰り広げられる、誰もが家族や故郷を思わずにはいられないヒューマンドラマ。製作は、『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』(2017年)、『女神の継承』(21年)でヒット連発、“アジアのA24”と称される新進気鋭の映画スタジオGDH。本作で「第97回アカデミー賞」国際長編映画部門にタイ映画史上初めてのショートリスト入りを果たした。

 主人公エムを演じるのは、ドラマ『I Told Sunset About You 〜僕の愛を君の心で訳して〜』(20年)の出演を機に、タイをはじめアジア全域で大人気スターとして人気を博す俳優・ミュージシャンのビルキンこと、プッティポン・アッサラッタナクン。おばあちゃん役のウサー・セームカムは、78歳にして俳優デビューを果たした。

 解禁となった予告では、劇中でも使用されているショパンの幻想即興曲にのって、大学を中退して無職の青年エムが、祖母メンジュの遺産を得ようと画策する姿が軽妙に映し出されていく。

 メンジュが「私はガンなんだろ?」と家族に尋ね、驚く家族をよそ目に「おばあちゃんには知る権利があると思って」と答えるエム。従妹のムイが、祖父から豪邸を相続したと聞き、エムが「どうやっておじいちゃんの一番に?」と尋ねると、ムイは「一緒にいる時間が大切よ」と答える。

 エムは、そのアドバイス通り、メンジュから信頼され相続を得ようと彼女の介護人として一緒に暮らすことに。メンジュに「お前も遺産を狙っているのかい?」と聞かれ、言葉に詰まるエム。その後、すれ違いながらも次第に絆を深めていく2人。エムの人生を変えた、祖母と交わした約束とは?

 あわせて、本国ビジュアル3種が解禁。メンジュが暮らす家に祖母、子、孫の3世代が集結した「家族写真ver.」、エムとメンジュが同じ向きに傾いて仲睦まじく眠るようすを切り取った「居眠りver.」、家の前で家族の帰りを待つ2人を写した「家の前ver.」。本国タイでは、映画の大ヒットもあり、のべ60種以上のアザービジュアルが作られた。

 本作で映画初主演を務めたビルキン(プッティポン・アッサラッタナクン)は、この記録的な大ヒットを受け「タイ語で、タイ文化に基づいて作られた映画ですが、僕たちが届けたものは言語の壁だけでなく、文化の壁も越えることができると感じています。いろいろな国で観客の心をつかんでいるのを見て、すごくうれしく思っています。ぜひみなさんに観ていただきたいです」とコメントを残している。


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