
《『BLACKPINK 2025 WORLD TOUR』東京ドーム公演 ファンクラブチケット先行のご案内》
実に2年7か月ぶりとなるK-POPアーティスト『BLACKPINK』の日本公演。4月8日に冒頭の公式発表があり続報に喜ぶファンだったが、歓喜が沸いたのも束の間、チケット代の高騰が物議を醸している。
ボックス席は20万円
「韓国の4人組ガールズグループBLACKPINKのワールドツアーで、今年の2月に、約2年7か月ぶりとなる日本公演の開催が発表されました。2023年の年末あたりから、それぞれがソロ活動に専念。その間、グループでの活動がめっきり減少したため、今回のツアーは実質的な復活だとファンの間では話題になりました。ただ、4月8日に発表されたチケットに関する続報では“チケット代が高すぎる”と、ファンの中で苦言や驚きの声が多く挙がっているんです」(音楽雑誌編集者、以下同)
ライブは2026年の1月16日から18日の3日間、東京ドームで行われる予定だが、問題になっているのはそのチケットの価格設定。1組4名で楽しめるボックス席が20万円で、ステージすぐ近くの『PREMIUM SEAT』は4万5000円、さらに至近距離で鑑賞できる『BLACKPINK SEAT』は5万円とかなり高額になっている。一番安いスタンド指定席は1万5000円になっているものの、ステージから一番遠い真横の席で表情はおろか顔を見るのも至難の業。満足にライブを楽しむには少し物足りなく感じそうだ。
「現在SNSでは《誘ってた人いたけど高すぎって断られた》《高すぎて破産する》《チケ代気にいらない高すぎ》など、チケットに関する話題で持ち切りです。2023年に東京と大阪で開催された日本公演では、3万3000円が最高額。さらに、今回のライブにはないオリジナルグッズ付きでこの値段でしたから、あまりの差に疑問が生じるのも無理はありません」
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ソウル公演は
「物価の高騰」や「海外のアーティストだから」という理由が関係している可能性もあるが……。
「韓国発の女性アイドルグループ『TWICE』が昨年に開催したワールドツアーの日本公演では、アリーナ席が補償されている2万3000円が最高額。シンガーソングライターの『Vaundy』は2026年の2月に東京ドームツアーを開催予定ですが、指定席のチケット代は1万3200円です。今後、追加のお金を払うことで良席を確保できるアップグレードシステムが実施予定だとは思いますが、4万円や5万円などの高額にはならないでしょうね」
さらに、BLACKPINKのチケット代高騰は日本国内だけに限らないというが、ほかの国の金額設定がファンのわだかまりを募らせている。
「今年の7月に行われるワールドツアー第1弾となるソウル公演では、歴代K-POPコンサートチケットの中で最高額となる27万5000ウォンだそうです。日本円にすると約2万7000円。それでも日本ファンからすれば安いことはたしか。《この差は何》《日本舐められてね? 》と不満の声が多く挙がるのも納得です」
チケットの抽選開始は4月15日から、1週間程度。東京ドームに響き渡るのは歓声かそれとも罵声か……世界で最も影響力のあるポップスターに選ばれた経験もある4人のステージに期待したい。
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