
今日14日、九州の上空に強い寒気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定で、雷雲が発生しやすい見込みです。落雷や竜巻などの激しい突風、ひょう、急な強い雨にご注意下さい。また、明日15日にかけて風が冷たく、一時的に寒の戻りになる見込みです。
14日は天気の急な変化に注意を
今日14日は、九州は南から湿った空気が流れ込み、上空5500m付近には氷点下24度前後の強い寒気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定です。
九州は、このあと夕方にかけて雨が降ったり止んだりで、雷雲が発生しやすい見込みです。発達した積乱雲の下では落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうのおそれがあります。
急に真っ黒な雲が近づいたり、雷鳴が聞こえたり雷光が見えたときは、発達した雷雲が近づいている兆しです。早めに頑丈な建物の中などに避難しましょう。
南から西よりの風がやや強く吹き、日中も風がひんやりと感じられるでしょう。海上は波が高い所が多く、対馬海峡沿岸は次第にしけてきます。強風・高波に注意が必要です。
寒暖の変化が大きい一週間
明日15日は昼頃にかけて、九州北部を中心に一時雨や雷雨になる所がありますが、次第に天気は持ち直し、晴れてくるでしょう。一時的に冷たい空気が流れ込むため、気温が下がり、寒の戻りとなる見込みです。西よりの風がやや強く、海上は高波が続きますのでご注意下さい。
16日(水)以降は晴れて、暖かい南風が吹くため、一気に気温が上がり夏日になる所がある見込みです。今週末は次の低気圧や前線が通過し、各地でまとまった雨が降る見込みです。
今週は、寒暖の変化が大きい一週間になるでしょう。
|
|
屋外で雷に遭ったら
雷雲が近づく時、避難する場所は近くの頑丈な建物や車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。
スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の気象情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。