マルチクリエーター、こっちのけんと(28)が14日、NHKの朝の情報番組「あさイチ」に生出演。ネット上の誹謗(ひぼう)中傷が、家族への攻撃にもエスカレートしていくようなケースについて「言い返すことも…力も入らなくなっちゃう」と、経験にも触れながら語った。
番組では、インターネット上の誹謗(ひぼう)中傷について特集。2019年にステージ4の舌がんと診断され、同年に手術を受けた歌手の堀ちえみ(58)が受けた誹謗(ひぼう)中傷被害をめぐり「なんか、なんかね、生きていくのが辛くなった」と、大粒の涙を流しながら語るインタビューも放送された。
堀は「がんは嘘だ」などの誹謗(ひぼう)中傷のほか、夫の会社に「嘘に加担している」などの批判が来たり、子どもたちにも攻撃が及ぶこともあったという。堀は「自分によって、周りが迷惑を被ってしまうというのが辛くて辛くて、病気は自分で乗り越えていくことができるけど、(家族への攻撃は)これは先が見えない、どうにかとめないと、家族全員の人生が狂ってしまう」と追い込まれていったと語った。
ひとたび、ネット上での誹謗(ひぼう)中傷が始まると、家族にまで攻撃が拡大することがある。こっちのけんとは「僕も双極性障害(そううつ病)やうつ病になったことがあると言ったら、親の教育が良くないんじゃないかと言われたことがある」と明かした。「僕は親に感謝しているし、親の教育があったこそ、こうやって表に出れるようになっているって分かっているのに、(ネットで親が悪いと)それを言われてしまうと、言い返すことも、何か、力入らなくなっちゃうっというか。なんで(攻撃的な書き込みを)それ言ってしまうんでしょうね」と語った。
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