著書を貪欲アピールしたSUPER EIGHT・村上信五 (C)ORICON NewS inc. 5人組グループ・SUPER EIGHTの村上信五が14日、都内で行われた初著書『半分論』(幻冬舎)刊行記念プレス取材に登壇した。完成度を聞かれると「現時点では100点と言っときましょうか。256ページのなかではこれ以上書けることはないというくらい書けた。100万部くらい売れてくれへんと割りに合わない」といい切った。
【全身ショット】「本日先生となりました」グレー×ブラックのスーツ姿で登場した村上信五 同著は村上の思考回路&新・人生論を43年間のエピソードとともに250ページ以上にわたってつづった1冊。昨年20周年を迎えた同グループだが「音楽ライブ付けの1年だった合間に幻冬舎さんのほうで出版の運びをいただきまして。ライブの合間、サウンドチェックのあと、家にいる間、ホテル帰ったあとなど、ほぼ外食せずに書いていた」と多忙な時間を縫って執筆。「あまり産みの苦しみもなく。ある種、書きながら、思考を整理できた」と達成感をにじませた。
そして「自分にとっての普通が普通じゃないと、経験はひとぞれぞれで人格形成にもつながってくると痛感できました。これまでの経験則やありかたも整理できたので今後、変な質問きたらこれ読んでくださいというようにしようと思っています」と苦笑した。
ページ数は256ページということで「多いか少ないかもピンときていない。書ききってはいるんですけど締め切りがあったのでここでやめようと思ったら、256になった」と説明。次回作の構想を聞かれると「先生に聞く質問ですよ」としみじみ噛み締め「『半分論』が売れてくれさえすれば『続・半分論』も考えてますし違うジャンルを考えてくださいよ、となれば先生ですから考えます」と前向きに検討する。
さらに講演会などの意向も聞かれると「ギャラ次第でなんぼでも!全然します!」と即答。「テーマ的に、講演会では大学とか企業さんとかですよね。汎用なテーマなので、どのケースにもあてはまる。全方位型で対応できますのでギャラさえ発生すれば馳せ参じます。屋根がついてればどこへでも」と貪欲に語っていた。