松田美由紀(C)ORICON NewS inc. 俳優の松田美由紀が14日、自身のインスタグラムを更新。夫・松田優作さん(享年40)も愛した東京・下北沢のジャズバーの名店『LADY JANE(レディジェーン)』が約半世紀(50年と4ヶ月)の歴史に幕を下ろしたことを伝えた。最終日には足を運び「家族全員で優作の思い出話しをしたり」と、思い出の詰まったバーで過ごした最後のひとときをシェアした。
【写真】「優作の命日の後にお店に集まった写真」には、勝新太郎さんら豪華な顔ぶれがズラリ ※2枚目 「私が初めて、このバーに優作に連れてきてもらったのは確か10代の頃かなぁ?私は、お酒が飲めないので、ただ横に座ってただけのような気がします」と語りだし、外観の写真をアップ。「優作はよく通っていて、この店でいろんな企画の話やら、喧嘩やら、いろんなことをやっていたんだと思います」と優作さんの常連ぶりを紹介した。
最後の夜となったこの日は「優作が座ってた場所に座って、レディジェーンの店内を眺めていました」と美由紀。「今夜がラストだと言うことで、家族全員で優作の思い出話しをしたり、、でも話してると、だんだん悲しくなってきて。私の青春が走馬灯の様にお店の中にあったんだな、って涙が溢れてきました」と、自身にとってもかけがえのない場所であったことを再認識したという。
投稿では「お店の中に貼ってあった、優作の命日の後にお店に集まった写真」も披露。「勝新太郎さんや、桃井かおりちゃん。原田芳雄さん、黒田征太郎さん。原田美枝子ちゃん、石橋凌さん、丸山昇一さんなど、いろんな人の顔がいます」と紹介し、「私は1番子供だったから、優作が亡くなってからは、優作の友達にずいぶん助けられたように思います。レディジェーンの大木さんにも助けられました」。
「永遠なんてものは、無いのよね。変わらないものはない」「柱でも一本貰って帰りたい気分」などと名残惜しさをあらわにしながら、「50年。本当にありがとうございます」「さよなら。レディージェーン。さよなら。ありがとう」と何度も感謝を伝えていた。