BPO『月曜から夜ふかし』審議入りを発表「他国の文化に対する尊重を著しく欠いていた疑いがあり…」

　放送倫理・番組向上機構（BPO）は14日、公式サイトで日本テレビ『月曜から夜ふかし』が審議入りしたことを発表した。

【写真】番組公式サイトに掲載されたお詫び全文

　同サイトでは「日本テレビは2025年3月24日(月)に放送したバラエティー番組『月曜から夜ふかし』の街頭インタビューのコーナーで中国出身の女性の声を紹介したが、放送後この女性から実際に話した内容とは違うという指摘を受けた。委員会は当該放送局に報告書と番組DVDを求めそれらを踏まえて協議した」と経緯を説明した。

　その結果として「問題となっているインタビューは、女性が話した内容とは全く異なる文脈へと意図的に編集され、他国の文化に対する尊重を著しく欠いていた疑いがあり、取材から放送に至る経緯等について放送倫理上の問題が無かったかどうかを詳しく検証する必要があるとして審議入りを決めた」と審議入りとその理由を説明した。

　また、今後については「当該放送局の関係者からヒアリングを行うなどして審議を進める」としている。