俳優の大和田獏と、タレントで娘の美帆が14日に放送されたテレビ朝日系「徹子の部屋」(月〜金曜午後1時)に出演した。
2人は2023年に「BAKUMIHO(バクミホ)」という、2人の名前を合わせたユニットを結成した。大和田が芸能デビュー50年、美帆が同20年を機に、「子どものための活動を」と始めた。当初は「親子で活躍するなんてコロナの前は想像できなかった」と、2人で振り返った。
活動の裏には、5年前に亡くなった大和田の妻で、美帆の母でもある俳優岡江久美子さんの存在が大きいという。
「母は嫌なことをいい方に変えていた。亡くなった日の朝、これにも意味があると思いました。予約していないレストランに行って休みだったとしても、『違うお店を開拓しろっていうことよ』と思考を変える天才だった」(美帆)。
「そっくりだなと思う時、あるもん」と父はそんな娘を見つめていた。
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そんなポジティブな岡江さんが、親を亡くした時に台所の隅で泣いていたのを大和田は目撃した。「こういうふうに落ち込む時があるんだなと思いました」と言う。ただし、自分がつらい時は何があっても言わなかった。6年前に乳がんが発覚した時、「『何で言わなかった』と問い詰めても、『言っても治るわけじゃないじゃん。心配するでしょ』と言うだけでしたから」と振り返っていた。
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