久本雅美、“還暦過ぎての恋”を語る「乙女心がキュンキュンするタイミングはそこかしこに」

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2025年04月14日 15:22  ORICON NEWS

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“還暦過ぎての恋”を語った久本雅美 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の久本雅美(66)が主演する三越劇場・松竹6月公演『花嫁〜娘からの花束』の取材会が14日、都内で行われ、久本をはじめ、羽場裕一、小林綾子、丹羽貞仁らの出演者、演出の石井ふく子が登壇した。久本は「還暦すぎての恋」を描く作品に想いを馳せた。

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 1977年に向田邦子が石井ふく子の依頼により執筆し、放送されたドラマ『花嫁』は、その後もキャストを変え、ドラマ放送はもちろん舞台化も繰り返されてきた名作。東京・上野池之端の下町を舞台に、ある家族のもとへ舞い降りた母への縁談をきっかけに、家族の絆を明るく深く描き出す本作。昭和、平成と受け継がれ、令和では初上演となる今回は、『花嫁〜娘からの花束』と題し、数々の名優が演じてき主人公・片岡ちよ役を久本が務める。

 本作のキャッチコピーにもなっている「還暦すぎて 恋しちゃった」というセリフについて、久本は「この作品のテーマなんですけれど、同世代から見てもすごく素敵なセリフだと思うので、自分の中でうまく咀嚼(そしゃく)して、いくつになっても恋をする、かわいらしい女性の想いを伝えられたら」と、ポジティブなメッセージとして表現したいと意欲を見せる。

 現在66歳の久本。「本当の恋は残念ながらないですけど」と前置きし、「でも素敵な人がいっぱい周りにいると、乙女心がキュンキュンしますよね。ああ、あの人と一緒にご飯食べたいなーとか、映画見たいなーとか、きょうあの人に会えるから頑張ろうとか。推し活じゃないですけど、キュンキュンするタイミングはそこかしこにあると思います」と明かした。

 今回、久本演じる主人公・片岡ちよに持ち掛けられた縁談の相手・黒崎宇一を演じるのは羽場裕一。久本は「黒崎さんは、素晴らしいパートナーになるかもしれないという方なんですが、羽場さんも、私が昔から好きな、本当に素敵な方なのでキュンキュンできたらいいなと思います」と笑顔を見せる。しかし「今でも本当にちょっとキュンキュンしてますけども、久しぶりに会って“こんなに顔デカかったんだ”って」と、上げて落として笑わせた。

 一方の羽場も「ほかの番組とかでお話をさせてもらって、本当にチャーミングな方だなと思っていたので、今回、こういう形でお近づきになれるのは非常に嬉しいと思っております」とまんざらでもない様子。しかし「久本さんがお嫁に行きたいって思われるような男性像というのはかなりハードルが高いと思うんです。この年までお一人で来たってことは、それだけ理想が高いとか、いろいろ思ってしまうので。そこは私プレッシャーに感じております」と、本音を語った。

 三越劇場・松竹6月公演『花嫁〜娘からの花束』は、東京・三越劇場、その後全国にて2025年6月1日〜24日に上演。

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