aiko『Love Like Rock vol.10』振替公演で締幕 福岡でファンと分かち合った最終日

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2025年04月14日 18:43  ORICON NEWS

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『Love Like Rock vol.10』のツアーファイナルを終えたaiko
 歌手・aikoのライブハウスツアー『Love Like Rock vol.10』のツアーファイナルが、10日に福岡・Zepp Fukuokaで開催された。本来は3月29日の大阪公演が最終日の予定だったが、体調不良により延期されていた福岡公演が振替実施され、ツアーの締めくくりとなった。

【画像】aikoのライブらしいシーン!ファンと触れ合うaiko

 ライブはリリースからわずか2日後の新曲「カプセル」でスタート。伸びやかな歌声で壮大な楽曲を歌い上げ、「会いたくて死にそう」という歌詞が、延期を経てこの場に集まったファンへの思いを映し出していた。「アンコール」「ライン」「傷跡」など、躍動感と余韻が交差する楽曲が続き、ホーンやギターのアンサンブルも冴えわたる。中盤では「鮮やかな街」「願い事日記」「シネマ」など、情景豊かなセクションで観客を物語の世界へといざなった。

 MCでは「風邪をひいて延期になってしまい本当にごめんなさい。今日こうして福岡でできてよかったです」と語り、感謝の気持ちを何度も伝えた。「カプセル」の由来について「人と人はすべて分かり合えないから、自分の気持ちを閉じ込めたイメージでこのタイトルにした」と明かす場面もあった。

 ライブは「blue」「問題集」「サイダー」「食べた愛」など、緩急自在なセットリストで進行。途中ではキーボードの佐藤達哉とのやりとりから、即興で「食べた愛」を披露するサプライズもあり、aikoらしい飾らない距離感が光った。「星の降る日に」ではミラーボールが回り、「まさか夢」「プラマイ」「skirt」と畳み掛けるアップチューンで後半戦へ。圧巻のロングトーンで会場を圧倒し、観客の熱気は最高潮に。「恋愛ジャンキー」では恒例の「男子!女子!そうでない人!」のコールも飛び交い、場内は一体感に包まれた。

 「このツアーがなくなったらどうなるんやろうって震えるくらい大切でした」と語ったaiko。本編ラストには「君の隣」を熱唱し、「そばにいて」という歌詞で余韻を残した。

 アンコールでは「相思相愛」「なんて一日」「好きにさせて」を披露。その後、ファンとのやりとりを挟みながらダブルアンコールへ突入。「メロンソーダ」「愛の病」「ジェット」「ドライブモード」「be master of life」「beat」をノンストップで披露し、観客のボルテージはさらに上昇。さらにトリプルアンコールでは「夢見る隙間」「milk」「ボーイフレンド」を歌い、3時間半&30曲におよぶライブは大団円を迎えた。

 次回のツアー『Love Like Pop vol.24.9』では、12月6日、7日に東京・国立代々木競技場 第一体育館、12月31日に大阪・大阪城ホールでライブが行われる。大阪公演は10年ぶりのカウントダウンライブとなる。

■aiko Live Tour「Love Like Rock vol.10」 2025.4.10 Zepp Fukuokaセットリスト
M01 カプセル
M02 アンコール
M03 ライン
M04 傷跡
M05 あたしのせい
M06 鮮やかな街
M07 願い事日記
M08 シネマ
M09 blue
M10 問題集
M11 サイダー
M12 食べた愛
M13 星の降る日に
M14 まさか夢
M15 プラマイ
M16 skirt
M17 恋愛ジャンキー
M18 君の隣
【アンコール】
M19 相思相愛
M20 なんて一日
M21 好きにさせて
【ダブルアンコール】
M22 メロンソーダ
M23 愛の病
M24 ジェット
M25 ドライブモード
M26 be master of life
M27 beat
【トリプルアンコール】
M28 夢見る隙間
M29 milk
M30 ボーイフレンド

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