
【写真】スタローン、『ランボー』(1982)撮影時の写真を投稿
Peopleによると、現地時間4月11日、カナダ紙The Globe and Mailに対し、家族がコッチェフ監督の訃報を明らかにしたそうだ。カナダ出身のコッチェフ監督は、リチャード・ドレイファス主演の『グラヴィッツおやじの年季奉公』(1974)でベルリン国際映画祭金熊賞を獲得。ほかに、ジェーン・フォンダとジョージ・シーガル主演の『おかしな泥棒 ディック&ジェーン』(1977)など、いくつもの作品でメガホンを取った。
『ランボー』のヒットを受け、続編のオファーを受けたものの、作風の違いを理由に断ったことを、Filmmaker誌のインタビューで告白。「僕はベトナム戦争を史上もっとも愚かな戦争だと思っていますが、そのベトナム戦争を賛美していると感じたのです。5万5000人の若いアメリカ人が命を落とし、多くの退役軍人が自殺しました。あんな映画を作るために、自分の信念を曲げることはできませんでした。もちろん、続編は3億ドルの興行収入を上げましたから、金持ちになっていたかもしれませんが」と明かしていた。
監督の訃報を受け、スタローンはインスタグラムを更新し、『ランボー』撮影時の写真を公開。「誰も未来を手渡してくれない。自分で勝ち取らなければいけないんだ。ランボーの物語が伝えるのはこれだ。サバイバルとは、ただ生き永らえることではない。自分のあるベき姿を前に、一歩も後退しないことだ」とメッセージを綴った。
引用:「シルヴェスター・スタローン」インスタグラム(@officialslystallone)
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