広末涼子逮捕の代償は「主演映画のお蔵入り」だけではない、待ち受ける“芸能界永久追放”

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2025年04月14日 21:10  週刊女性PRIME

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広末涼子

「来た、来た、来た!」

 4月9日午後2時すぎ、静岡県警浜松西署に詰めかけた約100人の報道陣は色めき立ち、県警の白いワゴン車に向けてカメラの連写が始まった。運転席と後部座席は金網やカーテンで仕切られ、後部座席に乗る“元人気アイドルの姿”は確認できない。

 ワゴン車が走り去るのを最後まで見届けると、報道陣から「見えなかった」「やっぱりダメか」とため息が漏れた。

 手錠をかけられて車に乗り込む姿も、車内での表情も見ることはできなかった容疑者・広末涼子。運転する乗用車で追突事故を起こして軽傷を負い、搬送先の病院で女性看護師(37)に暴行を加えケガをさせたとして傷害の疑いで県警掛川署に逮捕された。女性留置施設のある浜松西署に掛川署の捜査員が出向いて捜査が進められ、この日、静岡地検浜松支部に送検される姿を報道各社がとらえようとしたのだった。

 傷害事件の発端となる事故は、県内の新東名高速道路上りのトンネルで4月7日午後6時50分ごろ発生した。

看護師に複数回の蹴りを入れた

「広末が運転する黒色の4WD車が大型トレーラーに追突。事故後、車外に出て座り込んだり、立ったりと落ち着きがなく、歩き回って走行車線に近づくなど危険な状態だったようです。トレーラーの運転手にケガはなく、広末と、同乗していた男性はケガを負ったため、別々の病院へ搬送されました。ところが広末は、診察を待つ間も精神的に不安定な様子が続き、病院内を歩き回るなどしていた翌8日の午前0時20分ごろ、それを制止しようとした看護師に大声を上げて複数回蹴りを入れたほか、腕を引っ掻いてケガを負わせたとして現行犯逮捕されました」(全国紙社会部記者)

 警察は認否を明らかにしていないが、看護師のケガの程度は軽く、入院治療の必要などはなかったという。にもかかわらず、地検は裁判所に勾留請求し、認められて留置場生活が続くことになった。

「逮捕後も、捜査員の指示に従わなかったり、大声を出すなどして話が噛み合わなかったといいます。事故直前に立ち寄ったサービスエリアでも、大声で“広末でーす”と見知らぬ人に話しかけたり、身体を触るなど不審な行動をしていたとか。不安定な状態のまま釈放すれば、自傷行為などにおよぶ危険性もあり、逃亡や証拠隠滅のおそれもあります。容疑者の心身を守りつつ、さまざまな可能性を視野に慎重に調べる必要があるのでしょう」(前出の記者)

 真っ先に疑われるのは飲酒運転だが、事故当時は酒の臭いはせず、搬送後もアルコールは検知されなかったという。

違法薬物ではない、犯行に及んだ原因

違法薬物についても任意で簡易検査をしたところ陰性でした。今後、より精密な本鑑定に回されることになりそうです。また4月10日には都内の広末容疑者宅に家宅捜索が入りましたが、違法薬物は見つかっていません。医師から処方された薬や市販薬のオーバードーズの可能性を含め、犯行におよんだ原因究明が待たれます」(同記者)

 広末は14歳のころ、ニキビ治療薬のCM出演で芸能界デビュー。ショートカットで快活なイメージが人気を集め、ドラマやCMに引っ張りだことなった。

「中学時代の文集では“芸能界に入って女優になる”と書いていたそうですから有言実行といえます。早稲田大学の自己推薦入試に合格後、まじめに通学せず夜遊びに夢中になると“奇行”が報じられるようになりました。都心のクラブから朝帰り後、『フライデー』の尾行から逃げるためにタクシーに乗り、無賃乗車で千葉の南房総まで行ったことも。“女優業に専念するため”と大学を中退したと思ったら、モデル男性とデキ婚を発表。やがて離婚、再婚と私生活の話題が目立つように。料理人男性とのW不倫が赤裸々に報じられたのが2023年6月のことでした」(芸能リポーター、以下同)

 2023年6月、当時の所属事務所は不倫関係を認めて、広末を無期限謹慎処分に。当時の夫、キャンドル・ジュンは釈明会見を開いたが、結局、ふたりは離婚。2024年2月、所属していた事務所を辞めて、個人事務所を立ち上げた。

年々強くなっていった“特権意識”

「キャンドル・ジュンさんが明かしていましたが、広末さんは時折“豹変”することがあったようです。普段は3人の子どもを持つママとして家事や育児に奮闘しているのですが、仕事に夢中になると、濃い化粧をして派手な格好で出かけていくという。感情をむき出しにして、わき起こる衝動が抑えられず、不倫行為にも走ったのでしょう。もともと地方の港町でのびのび育っていた女の子が突然、10代半ばで芸能界の第一線で注目されてきたという“特権意識”が生じてしまい、それは年月がたつほどに強くなっていたのかもしれませんね」

 前所属事務所が無期限謹慎処分としたのは人気商売ゆえのことだろう。しかし、処分から1年とたたず、社長として個人事務所をやりくりする立場になった。料理人男性との交際継続が伝えられる中、俳優、歌手、母親の役割に社長業が加わった。そして歌手として、この3月に台湾でのライブを成功させ、俳優としても映画を撮影していた奈良県からの帰途、この事故と事件は起こった。

 同作品に出演を予定していた、ある俳優の所属事務所は、こう話す。

「広末さんとは奈良でもご一緒させていただきました。撮影は中断するとプロデューサーから連絡をいただきましたが、それ以上のことはわかりません。連絡待ちの状況です」

 この映画で広末は主演予定だったが、撮影現場で監督らと揉めていたとの報道もある。

来年公開の映画は“お蔵入り”濃厚

「これまではトラブルを起こしても、ほかにも人気女優を抱える所属事務所が彼女のために奔走して、芸能活動を続けられるようにしていました。個人事務所を立ち上げて、ファンクラブを運営し、往年のファンたちに支えられながら、少しずつ芸能活動を続けていた最中での傷害事件です。来年公開予定で撮影が進んでいた映画はお蔵入りの可能性も。関係者に多大な迷惑をかけることになりました。

 個人事務所は“当面のあいだ活動は自粛”と発表しましたが、もう芸能界から“永久追放”になってもおかしくないでしょう」(ワイドショーのスタッフ)

 逮捕当時、運転免許証を大破した車の中に置いたままだったことなどから身元確認が遅れて《自称・広末涼子》と報じられた。警察に尋ねられて答えた職業は、一般的な呼称の「俳優」ではなく「女優」だったという。

 手当てをしてくれるはずの看護師に暴力を振るっておきながら、女優にこだわっても仕方あるまい。

このニュースに関するつぶやき

  • 才能ある女優なら惜しむが彼女に才能は感じない。いつも同じセリフの言い回しで少女っぽい芝居。もっと巧い女優は幾らでもいるのに何故大役ばかり掴むの?
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