八代亜紀さん側「名誉棄損罪のほか『フルヌード写真』に関するわいせつ物頒布等罪」警察に相談

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2025年04月14日 22:23  日刊スポーツ

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八代亜紀さん(2022年11月撮影)

鹿児島市のニューセンチュリーレコードが、23年に73歳で亡くなった歌手八代亜紀さんの若い頃のヌード写真を特典に付けてベストアルバムを発売予定であることを受け14日、八代さんのアート作品や楽曲を管理する会社が社長名でコメントを発表し、すでに管轄警察署に相談していることを明かした。


先月27日に代理人弁護士を通じてニューセンチュリーレコードに「照合書兼通知書」を書面で送付しているが、期限を過ぎても回答がない状況だ。「刑事民事を問わず、あらゆる手続きの準備を進めている。管轄警察署等への相談事項といたしましては、別添資料記載の死者の名誉棄損罪のほか、『フルヌード写真』に関するわいせつ物頒布等罪、解散法人において営業活動を行い収益を上げることの税法上の問題点等、あらゆる問題をその対象としております」と説明。「本件問題作の発表そのものは極めて不愉快な出来事であり、絶対に許すことのできないものであります」と訴えた。


インターネット上では「八代さんの尊厳を守れ」「リベンジポルノを阻止する」などの発売中止を求める声が相次いでいる。署名などを含め、数多くの歌手、アーティストらもSNS上で販売への反対を表明。こうした声を受けてか、大手レコード店のオンラインショップやECサイトも予約・販売ができない措置を取っている。

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