2025年F1第4戦バーレーンGP表彰式 優勝オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、2位ジョージ・ラッセル(メルセデス)、3位ランド・ノリス(マクラーレン) 2025年F1第4戦バーレーンGPの決勝レースで優勝〜5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、ランド・ノリス(マクラーレン)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)だ。
■ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリHP)決勝=5位(57周/57周)9番グリッド/タイヤ:ミディアム→ミディアム→ハード
「全体的に、堅実なレースができたと思う。まずまずのスタートを切り、序盤に少しポジションを上げた。ミディアムタイヤでのミドルスティントでは力強さを感じ、オーバーテイクを繰り返すことができた。マシンのペースが良く、これまでのレースでは入ることができなかったパフォーマンスウィンドウを維持しながら、プッシュすることができたんだ」
「ハードコンパウンドではバランスが少し悪化したが、全体的には満足している。チームに感謝したい。戦略とピットストップが非常にうまく実行され、それがレースに大きな違いをもたらした」
「今週末から良い教訓を得ることができたので、この勢いをジェッダに持ち込みたい。いつも応援してくれているティフォシの皆には、心から感謝している。皆のサポートは僕にとって本当に大きな意味を持つ」
(走行後の会見で語り)「今日のミドルスティントでは、マシンと一体になって走り、ペースが良く、前進していると感じた。あのペースをレース序盤や終盤、そして予選でも発揮する必要がある。何を追求すべきか、分かっているんだ」
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリHP)決勝=4位(57周/57周)2番グリッド/タイヤ:ミディアム→ミディアム→ハード
「このようなレースの後では後悔は全くない。僕たちとしては、もう少しペースを見つけ出していくだけだ」
「最初のスティントでは少しプッシュし、第2スティントではペースが向上したが、セーフティカーにより状況がリセットされた後は、マクラーレンやメルセデスのジョージ(・ラッセル)と戦えるだけのペースがなかった」
「全体的に見て、特定のタイプのコーナーでロスしているというわけではなく、全体的にグリップがもっと必要だ」
「来週のジェッダでは、アップグレードの効果をより深く理解できるだろう。そこで何がわかるか楽しみにしている」
■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)決勝=3位(57周/57周)6番グリッド/タイヤ:ソフト→ミディアム→ミディアム
「アップダウンの激しいレースだった。いくつかフラストレーションの残るミスもあったが、それでもバーレーンでチームのために上位入賞を果たせたことには、多くのポジティブな要素がある」
「最初から最後までとても良いレースだった。全員がハードに攻めて、全開ギリギリの戦いをしていた。そのなかにいるのは楽しいものだ」
「今日の結果に関して、オスカーとチーム全員に、おめでとうと言いたい。僕は、集中して、来週末のサウジアラビアに向けて、努力し続けていくよ」
(走行後の会見で語り)「きついレースだった。オーバーテイクなどの場面でミスが多すぎた。僕にとっては混乱したレースだった。マクラーレンのホームGPでワンツーをもたらすことができなかったのが残念だ」
(『Sky Sports F1』に対して語り)「犯すべきでないミスを犯し、その代償を支払った。ポジティブなことは、ポイントを獲得できたこと。ネガティブな点は、当然達成すべき結果を達成できなかったことだ」
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)決勝=2位(57周/57周)3番グリッド/タイヤ:ソフト→ミディアム→ソフト
「本当にチャレンジングなレースだった。最後の12周はブレーキ・バイ・ワイヤの故障など、いくつかトラブルを抱えながら走った。ブレーキを踏んだ時にペダルが不安定で、正常に機能するように、何度かリセットしなければならなかった」
「10周の間、どのコーナーにおいても、そこに入って行く際に、同じフィーリングが得られるかどうか分からない状態だった。こうした状況がレースを難しくしたにもかかわらず、最終的に2位でフィニッシュできたのは素晴らしいことだ」
「ブレーキ・バイ・ワイヤの故障以外にも、僕たちはいくつかの技術的な問題に直面していた。トランスポンダーとマシンへの信号に関して、ありとあらゆる問題が発生していたんだ。そのため、DRSを手動で無効にする必要があった」
「ある時、無線のボタンを押したところ、DRSが開いているのに気づいた。すぐにDRSを閉じてスロットルをリフトしたため、実際にはタイムをロスしてしまった。幸いなことに、スチュワードはスポーツ的なアドバンテージは得ていないと認めてくれた」
「こういったさまざまな問題によって最終スティントでは苦しめられた。でも一番大事なのは、再び表彰台に上がり、多くのポイントを獲得できたことだ」
■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)決勝=1位(57周/57周)1番グリッド/タイヤ:ソフト→ミディアム→ミディアムファステストラップ:1分35秒140(36周目)
「素晴らしい週末だった。昨日の予選で良い結果を出したことから始まり、今日は仕事をとても良い形でやり遂げることができてうれしい。マシンを用意してくれたチームには感謝してもしきれない。このマシンは本当に助けになった」
「今週末、自分が成し遂げたことをとても誇りに思っている。そして、バーレーンでそれを成し遂げられたことも誇らしい。チームのオーナーのことを考えると、僕たちにとって、とても重要なレースだからね。このサーキットではこれまで良い結果をあまり出せずにいたけれど、ついに僕たちチームはバーレーンで初優勝を挙げることができた。本当にうれしいよ」
[オートスポーツweb 2025年04月15日]