高橋一生、飯豊まりえ夫妻が結婚後、初の夫婦ショット 飯豊は「一生さん」高橋は語りかけず

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2025年04月15日 16:23  日刊スポーツ

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「岸辺露伴は動かない 懺悔室」完成報告会で笑顔で手を振る、左から飯豊まりえ、高橋一生(撮影・河田真司)

高橋一生(44)飯豊まりえ(27)夫妻が15日、都内で行われた映画「岸辺露伴は動かない 懺悔室」(渡辺一貴監督、5月23日公開)完成報告会見に出席した。24年5月16日に結婚を発表して以来、公の場でのツーショットは初めて。ツーショット自体、結婚発表からおよそ1カ月前の4月22日に都内のNHKで行われたドラマ「岸辺露伴は動かない」第9話「密漁海岸」試写会、出演者会見以来となった。


最初に登壇した高橋は一礼し、取材陣に真っすぐに視線を送った。その後、飯豊が登壇したが、高橋はやや視線を外し、飯豊は時折、高橋に視線を送った。高橋は会見中、飯豊に話かけたり、飯豊の名前をひと言も口にしなかった。一方、飯豊は会見開始から11分後のトークの中で「一生さん」と口にした。


「岸辺露伴は動かない」は、漫画家・荒木飛呂彦氏の人気漫画シリーズ「ジョジョの奇妙な冒険」のスピンオフ作を、実写ドラマ化。20年12月の第1期から3年連続で12月に放送され、23年5月には映画第1弾「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」が公開。ドラマ第4弾となった第9話「密漁海岸」は24年5月に放送された。高橋は、相手の頭部を本にして思考や秘密、人生、過去などを読め、かつ指示を書き込んで操ることができる特殊能力「ヘブンズ・ドアー」を駆使し、リアルな漫画を書くことを追及する漫画家・岸辺露伴を、飯豊は露伴付きの編集者・泉京香を演じてきた。


「−懺悔室」は原作漫画の最初の作品で、ファンの間で屈指の人気を誇る伝説的なエピソード。邦画で初めてイタリア・ベネチアで全編ロケを、約1カ月にわたって敢行し、完全映画化を実現した。高橋は「ようやく、完成致しました。5年間の月日を経て、原作の最初の話を映像かした。見た感想は…本当に素晴らしい」と絶賛。「1カ月の間、撮影し、世界観に溶け込んだようなベネチアの迷宮のような風景が融合し、1つの作品になったことを、喜ばしく思う」と語った。 飯豊も「ついに、原点の実写化をさせていただきました。本当に素晴らしい映画になっていると思います」と笑みを浮かべた。高橋が「実写を愛するファンの土壌ができるのが4、5年かかった。やっと。満を持して、このステージに来てしまったかと身が引き締まる思い」と語ったのを受けて「ついにきたかと。ほとんど一生さんがおっしゃってくださったんですけど、泉君はどうやって『−懺悔室』の世界に入っていくのかというのがあった」と口にした。


演じる泉は、原作では20年12月にNHKで放送された第1話で描かれた「富豪村」にしか登場しない。そのことを踏まえ「小林靖子さんのおかげで、ちゃんと出られました。この作品を届けたくて、ベネチアに行きました」と脚本の小林靖子氏に感謝した。そして、ベネチアでの1カ月の撮影を振り返り「合宿みたい。オフの日も街を散策していると、撮影を見学して帰ったり…なかなかできない。充実し、幸福な1カ月」と笑みを浮かべた。


タイトルにちなみ「ざんげしたいことは?」と聞かれると、夫婦揃ってベネチアの撮影中にピアスを落とし、スタイリストに迷惑をかけたと頭を下げた。高橋は「この5年で、どれだけピアスを落とした分からない。なくして、探してもらって。寒いとか暑いとか、ワガママばかり言って…それに尽きる」と、まず口にした。「ベネチアでも落としましたし、探しましたし、一時は水路に落とした、までいったら…スタイリストが、さすが。4、5つ、準備してますからと…」と感謝した。


飯豊も「私も、ピアス、落としちゃって…ごめんなさい」と口にして、照れ笑いを浮かべた。「結婚式のシーンが2日間、同じ場所で行われ、クランクアップした大東さんと話をしていて、うなずいていたら、イアリングの黒い部分が墜ちてしまった。衣装さんの黒いボタンにフィットしたのがあった。ちぎって何事もなく撮影した。ごめんなさい」と謝罪した。


23年5月に公開された映画第1弾「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」は、22年5月にはフランス・パリで大規模ロケを展開。日本映画として、14年の「万能鑑定士Q モナ・リザの瞳」以来2作目となるルーブル美術館での撮影も敢行し、興行収入12億5000万円と大ヒットした。

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