永野芽郁&大泉洋らの登場に530人の現役高校生が大絶叫「一瞬で眠気覚めました(笑)」、映画『かくかくしかじか』高校プレミア

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2025年04月15日 19:31  デビュー

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デビュー

映画『かくかくしかじか』高校プレミアに登壇した(前列左より)畑芽育、大泉洋、永野芽郁、見上愛、(後列左より)関和亮監督、鈴木仁、森愁斗(C)東村アキコ/集英社(C)2025 映画「かくかくしかじか」製作委員会
 俳優の永野芽郁が主演を務める映画『かくかくしかじか』の高校プレミアが15日、都内の宝仙学園高等学校にて行われ、主演の永野のほか、大泉洋、見上愛、畑芽育、鈴木仁、森愁斗、関和亮監督が登壇。集まった約530人の生徒たちに手振りやサインなどで丁寧なファンサービスを行い、レッドカーペットを闊歩した。

【写真】レッドカーペットで高校生にファンサービスを行う永野芽郁

 本作でも描かれる高校生が主人公の映画に合わせて相応しい会場で実施される今回の高校プレミアイベントには、約530名にも及ぶ生徒たちが集結。MCの呼び込みにより、永野らが姿を現すと会場からは絶叫と拍手が巻き起こり、大盛り上がり。永野や大泉らはその熱気に圧倒されながらも、レッドカーペットでマスコミ向けの取材に応じながら、集まった生徒たちへのファンサービスを実施。永野は「本当にみなさん元気で…朝眠かったのですが、一瞬で眠気覚めました(笑)」と語ると、大泉も「僕らが少し顔を向けるだけでぎゃあ〜!!と…関監督でもこんなに人気があるなんて(笑)。こんなに盛り上げていただいて感謝しかございません」と元気な高校生たちの勢いに圧倒されながらも笑顔を見せていた。

 レッドカーペットでも息ぴったりな掛け合いを見せていた永野&大泉だが、今回は映画『こんにちは、母さん』(24年)以来の再共演となる二人。前回は親子役を演じ、今回は生徒と恩師という役どころに扮しているが、永野は「(大泉との共演は)心強かったです! 前回(共演した際は)撮影日数自体はそこまでなかったので、今回がっつりご一緒させていただいて面白いし楽しいし、美味しいご飯も連れて行ってくださるし最高でした」と信頼を寄せ、対する大泉も「前は(永野さんは自分の)娘役で、しかも僕も気の弱いお父さんという役だったんですが、今回は厳しい恩師と生徒という関係性。今回の方が濃密な絡みがたくさんあって、改めて永野芽郁という役者の凄さを目の当たりにするというか。共演していても油断すると観客になってしまうくらい、すごいなと見入ってしまいましたね」と絶賛し、相思相愛ぶりを垣間見せていた。

 また、高校時代に強く印象に残っている思い出についてのトークになると、永野は「学生時代はもうこのお仕事をしていたので、学校にたくさん通えていたわけではなくて…。全日で通うのが難しいかもとなってお別れするときに友達が寄せ書きをくれたんですが、帰る時にも友達が窓から見送ってくれた記憶がずっと残ってます。学生時代の友達は大事だなと思いました」としみじみ。大泉は「高校時代は目立たない子供でしたね。友達とお笑い研究会を作ろうとしていましたが、結局その友達と僕しか入らなくてやっぱりやめようかと(笑)」と笑いを誘いながら、「いわゆる帰宅部でしたが、学校祭は楽しかった記憶がありますね。フォークダンスをやった時には、自分のところに好きな子が来るのかドキドキしながら待っていたりもしたなぁと。淡いプラトニックな思い出もありますね」と懐かしむ。

 そんな大泉の話を聞いた見上も「私は“マイムマイム”してました!」と口を開くが、「先生たちに相談してスピーカーをお借りして、校庭でみんなで集まってやろうとしたこともありました。けれど人が全然集まらなくて…(笑)」とまさかのオチを明かし、会場の笑いを誘っていた。畑は「私はすこぶる勉強が苦手だったので、よく教卓で先生に怒られて泣いてました」と苦い思い出を振り返り、「(授業が)わからなくて、わからない自分にもどかしさを感じて泣けてくるという…。こういうことを繰り返してましたね」と知られざるエピソードを披露。

 一方、鈴木と森も「幼稚園・小中高までずっとサッカーを続けていたので、思い出ですね。体育祭でやる全員参加のリレーも大好きで、毎年それだけを楽しみにしていました」(鈴木)、「僕は中学生の時にスケートボードにハマって放課後よく滑りに行っていたのですが、受験まで滑ってしまって…(笑)その後定時制の学校に入学して、そこまで大きな夢もなかったのですが、兄がきっかけでこの業界に入って夢を持つことができました。何があるかわからないので、目の前のことをがむしゃらにやっていた感じですね」(森)と当時を振り返る。豪華キャスト陣の貴重な学生時代のエピソードに、生徒たちは終始聞き入っていた。

 そして最後には、集まった生徒たち、そして映画を楽しみに待つファンに向け、永野&大泉が一言ずつ挨拶。大泉は「授業もある中、朝から集まって“ワーキャー”してくれて、おじさんとっても元気になりました、ありがとうございます。時代も変わってコミュニケーションが取りにくい時代になってしまったなと思っている中で、本作は自分の想いをストレートにぶつける教師と、その想いに応えたいという生徒がぶつかり合いながらも成長していく物語です。ぜひ友達にも観てもらえたらと思います」とコメント。永野は「私自身も完成した本作を観た時に、結末を知っているのに泣きました。それでいて笑えて、なんて不思議な魅力のある映画なんだろうと。東村先生の自伝的な物語なので、先生の人生をほんの少しだけ知れた気もしましたし、明子にとっての日高先生のような恩師がいない人でも、人生を変えてくれた人とか、ターニングポイントになる人は頭に浮かぶと思います。そういう人がいたら、ぜひ映画を観て感謝の気持ちを伝えてくださいね」と生徒たちに呼びかけると、再び盛大な拍手に包まれ、イベントは幕を閉じた。

 原作は「ママはテンパリスト」「海月姫」「東京タラレバ娘」など数々のヒット作を生み出した漫画家・東村アキコが、自身の実話を泣きながら描いたという『かくかくしかじか』(集英社刊)。東村アキコの生まれ故郷の宮崎をはじめ、石川、東京3つの街を舞台に、漫画家を夢見るぐうたら高校生・明子の、人生を変えた最恐の恩師・日高先生との9年間のかけがえのない日々を描く。

【作品概要】
映画『かくかくしかじか』
5月16日(金)全国ロードショー
■出演:永野芽郁、大泉洋、見上愛、畑芽育、鈴木仁、神尾楓珠、津田健次郎、有田哲平、MEGUMI、大森南朋
■原作:東村アキコ
■監督:関和亮
■脚本:東村アキコ 伊達さん
■主題歌:MISAMO「Message」(ワーナーミュージック・ジャパン)
■音楽:宗形勇輝
■配給:ワーナー・ブラザース映

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