
【写真】笑顔で手を振る永野芽郁と大泉洋
本作は漫画家・東村アキコが泣きながら描いた自身の実話『かくかくしかじか』(集英社マーガレットコミックス刊)の映画化。漫画家を夢見るぐうたら高校生明子の、人生を変えた最恐の恩師・日高先生との9年間のかけがえのない日々。東村の生まれ故郷の宮崎をはじめ、石川、東京3つの街を舞台に、今を生きるすべての人たちに贈る。主人公の林明子を永野が、恩師の日高健三を大泉が演じる。
この日はキャスト陣が約530名の高校生の前に登場。永野らが姿を現すと大きな歓声が止まず、あまりの歓声に永野も大泉も笑いが止まらない様子だった。永野は「本当にみなさん元気で! ちょっと朝眠かったんですけど、もう一瞬で眠気が覚めましたよ」とニッコリ。大泉は「君たちは朝からどこまで元気なんですか! この後の授業で喉潰れてるんじゃないの? 『ギャ〜!』という声にもう私は笑いが止まりません」と言いつつ「盛り上げてくれてありがとう!」と感謝した。
大泉との共演について永野は「心強かったです。前回、親子でご一緒させていただいた時は、日数自体はそんなになかったんですよ。今回、がっつりご一緒して、心強いし、おもしろいし、楽しいし、おいしいごはん連れて行ってくれるし、最高でした」と告白。何を食べたのかという質問には「いっぱい食べましたけど、現場から2時間かかるお鍋屋さんに連れて行かれました(笑)」と答えた。
学生時代の思い出を永野は「学生時代もずっとこのお仕事をしていたので、学校にすごく通えたかと言われるとそうではなかった」と振り返り「高校に通ってた時に朝ドラも撮ってたんです」と回顧。なかなか学校に行けず、全日制で通うことが難しくなったと口にし「最後、仲良い友達が寄せ書きをくれて、窓からお見送りしてくれた記憶があります。いまだにずっと覚えてて」とほほ笑んだ。永野は「学生の頃にできる友達って本当に大事なんだなっていうことを覚えてますね」としみじみ。最後に永野は学生に向けて「学生生活はちょっとしかないので、楽しんでくださいね!」と笑顔でメッセージを送っていた。
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