ケイト・ブランシェット、女優業引退を真剣に考えている

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2025年04月15日 21:10  クランクイン!

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ケイト・ブランシェット、女優業引退を真剣に考えている (C)AFLO
 これまでで8度アカデミー賞にノミネートされ、そのうち『アビエイター』(2004)で助演女優賞、『ブルージャスミン』(2013)で主演女優賞を獲得しているケイト・ブランシェット。俳優業引退の意思があることを明らかにした。

【写真】ルイヴィトンのショーに来場したケイトら美セレブたち

 Peopleによると、ケイトはこのあと発売予定のRadioTimes誌のインタビューで、「家族に話すとあきれた顔をされますが、でも本気です。演技の仕事を辞めようと、本気で考えています。人生でやりたいことが沢山ありますから」と語ったそうだ。

 オーストラリア出身のケイトは、母国の舞台で評価を得た後、ハリウッドに進出。1998年公開の『エリザベス』でゴールデングローブ賞を獲得し、アカデミー主演女優賞に初ノミネート。以来「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズや『あるスキャンダルの覚え書き』、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』など、名作に数々出演。2022年に公開された『TAR/ター』では、自身8度目のオスカー候補となっている。

 引退願望を口にするケイトだが、実際は演技そのものよりも、輝かしい経歴で築き上げた名声が、そう思わせるのかもしれない。「このインタビューもそうですが、トークショーなどに出演した後、メディアで自分の言葉が切り取られ、強調されているのを見ると、すごく大げさに聞こえる。私はそんな人間じゃないのに」と語る。写真を撮られることも、慣れるまで長い時間がかかったそうだ。

 なおケイトは、昨年アルフォンソ・キュアロンが初めて手掛けたテレビドラマ『ディスクレーマー 夏の沈黙』に出演し、ゴールデングローブ賞にノミネート。今年はスティーヴン・ソダ―バーグ監督の新作スリラー『Black Bag(原題)』が先月アメリカで公開されたほか、ジム・ジャームッシュ監督の新作『Father, Mother, Sister, Brother(原題)』の公開も控える。ほかにも、チャニング・テイタムらと共演するSFコメディ『Alpha Gang(原題)』など待機作があり、ファンはしばらく心配しなくて良さそうだ。

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