ME:I、デビュー2年目へ「雰囲気も変わりました」 MIUがメンバーに感謝「“太陽”みたい」【インタビュー】

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2025年04月16日 10:00  ORICON NEWS

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ME:I・MIU(撮影:AYAKO KOJIMA)(C)ORICON NewS inc.
 ガールズグループ・ME:Iが、3rdシングル「MUSE」をきょう16日にリリースした。ORICON NEWSでは、メンバーのMIUに今作のポイントや、翌17日にデビュー 2周年を迎えるグループについて聞いた。

【撮りおろしカット】さすがのポージング!美しさ際立つME:I・MIU

■「MUSE」は“進化”を感じさせるナンバー ダンスブレイクもポイント「息が合ったME:Iをお見せしたい」

――初めてタイトル曲「MUSE」を聞いたときの感想を教えてください。
今までのME:Iの楽曲とは全然違う雰囲気だなと。最初は韓国語か英語のガイド音声で聞いたので、また違ったテイストでおしゃれだなというのが第一印象でした。

――パフォーマンス(コレオ)などで気に入っている部分はありますか。
「Click」(24年)に引き続き、ダンスブレイクがあります。「Click」の時は円型になって踊っていたので上から撮らないと全員が映らなかったのですが、今回はV字で踊っているので、全員が見えます。前半は全員が違う動きをしてひとつの動きを作り、後半は全員が同じ動きをしています。みんなで一緒の振りをするところでは、息が合ったME:Iをお見せしたいです。みんな、スキルも上達しましたし、そろうようになってきているので、注目してみていただけたらと思います。

――今回、YUMEKI氏が振り付けに参加していますが、振り付けのポイントはうかがっていますか。
YUMEKIさんの振り付けは歌詞を表す手振りが多いんです。今回も「MUSE」にちなんだ“お化粧ダンス”など簡単な手振りがあるので、皆さんにもぜひまねしてほしいです。

――YUMEKIさんがインスタグラムで「短期間で仕上げてくれた」とおっしゃっていましたが、多忙なスケジュールでダンスを覚えるコツはありますか。
私も元々振り覚えは苦手なタイプでしたし、(ダンスが)未経験だったメンバーも今の方が覚える速度が速いので、たくさん振り付けをするのが大事なのかなと思います。まずは「量」です(笑)。

――特におすすめのパートはありますか。
ダンスブレイク後、2番のAYANEのパートです。高音を張るだけではなく、幅広い音域でいろいろな歌い方をするので、曲調をガラっと変えていて。それが楽曲にぴったり合っています。AYANEがとてもいいです!

――MIUさんのパートで、特に注目するポイントはありますか。
よくブリッジを担当しているのですが、最後の曲の最後曲の最後のパートを担当するのが初めてなんです。今は“お化粧ダンス”の振りをしているのですが、今後は違うジェスチャーも入れてみようかなと思っているので、楽しみにしてください。

――レコーディングでの苦労はありましたか。
フックのポイントになっているパート(ハミング部分)を担当していて、音が上がっているだけではなく、すぐ下がるんです。ガイド音声ではそこまでキャッチできていなくて。絶妙なタイミングなので、試行錯誤しました。

■「ポケモン」タイアップにメンバー大興奮「大興奮でした(笑)」

今作には「MUSE」のほか、ダブルタイトル曲「Ready Go」、「Million Stars」「Affogato」が収録されている。

――「Ready Go」はテレビアニメ「ポケットモンスター」新章「メガボルテージ」エンディングテーマのタイアップですが、決定を聞いたときの心境は。
予想もしていなかったので、びっくりでした。私は内側で喜びを感じるタイプなのですが、(メンバーの)みんなは大興奮でした。AYANEも「えー!」がすごい伸びていました。しばらく良い意味で騒がしかったです。

――収録曲それぞれの“推しポイント”を教えてください。
ダブルタイトル曲「Ready Go」は、今までの振り付けと違い、ロボットのような近未来的な振りが多いです。複雑ですが、みんなでしっかりと合わせたので、今までにない見どころです。

「Million Stars」は、今回の中で個人的に一番好きな曲です。出勤や退勤のときに聞いています。ブリッジを担当しているのですが、一発テイクでOKをもらいました!「Ready Go」はボーカルエフェクトがいっぱいですが、「Million Stars」は本当にそのまま息継ぎまで使われています。
「Affogato」はかわいいメンバーの声がマッチしています。サビは私とAYANEで回しているのですが、AYANEがいろんな声が出せて、声優さんみたいなかわいい声で歌っています。私も「もうちょっとかわいい声で」とアドバイスを受けて、挑戦しています。メンバーの声色の長所が目立つ楽曲です。メンバーのかわいい声にも注目です。

■デビュー1年「みんな変わった」 東京ドームに夢「いつかはME:Iで」

――デビュー(24年4月17日)から1年を振り返っていかがでしたか。
アーティストになる準備をしている期間も、あっという間に何年も経ったのですが、それとは違った1年の早さでした。たくさんのお仕事をいただいて、慌ただしく過ぎ去りました。改まってみんなでミーティングをすると、みんな変わったなと感じます。チームとしての雰囲気も変わりました。お互いのフォローの仕方や、いいところの引き出し方が自然とできるようになり、バランスがより良くなりました。

1年目でこれだけ変化があったということは、2年目に同じ質問をいただいたときにまた楽しみだなと思います。たくさんいただいたお仕事を2年目も継続して頑張っていかないとという気持ちもあります。

――印象深いことの連続だったデビュー年だと思いますが、最も印象に残っていることはありますか。
『LAPOSTA 2025 Supported by docomo』で東京ドームに立たせていただいたことです。オープニングもやらせていただき、リフトに乗っての登場でした。ファンの皆さんのペンライトがたくさん光っていて、その光景が宇宙の中にいるみたいでした。たくさんのペンライトを単独公演でも見てきたのですが、ドームは規模が格段に違って、今でも鮮明に覚えています。これが全員YOU:ME(ファンネーム)だったらどうなるんだろうと。まだ私たちの力では、あの光景は見られないので、すごい経験をさせていただいているなと思い、パフォーマンスをしていました。いつかはME:Iで東京ドームに立ちたいです。

――メンバーとは支え合ってきたと思います。メンバーからもらってうれしかった言葉はありましたか。
いっぱいあります。私は感情があまり表に出ないですし、誰かと一緒に行動することは多くないのですが、「実は喜んでいて、こう考えていて」ということを、ほかのメンバーが取材で話してくれることが何回もあって、うれしいなと思いました。わかってくれているなと。

――「MUSE」にちなみ、メンバーに憧れているところがあれば教えてください。
一人ひとり、自分になくていいなと思っているところはたくさんあります。みんな明るくて笑顔がかわいくて活発で。性格診断をすれば内向型と出る子が多いですが、自分から声をかける“太陽”みたいなメンバーなので、いいなと思います。パッと見たオーラがピンク。私は「クールビューティー」と言っていただくことが多く、そういう自分も好きですが、うらやましいなと思います。

――今後、ME:Iとしてチャレンジしてみたいことがあれば教えてください。
今、ソロで取材をさせていただいていますが、バラエティー以外で個人活動をして、私の考えをお話しするのは初めてなんです。これからは呼ばれるのを待つのではなく、自分で良いところを磨いて、アピールしていきたいなと思います。食べることが本当に大好きなので食べるコンテンツや、音楽が大好きなので歌やダンスのカバーも出せたらいいなと思います。

――YOU:MEにとっての“MUSE”であるMIUさんから夢を追いかける人へエールをお願いします。
自分の気持ちを大事にしてほしいです。人間関係も、進路も、自分の気持ちに正直でいることを大事にしてほしいなと思います。

――新曲を楽しみにしているYOU:ME、これからYOU:MEになる方に向けて、新曲発売にあたってメッセージを。
「MUSE」のミュージックビデオが好評なので、まだ公開していない作品も楽しんでいただけると思います!楽しみにしてくださいと自信をもって言えます!

■プロフィール
サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』(通称:日プガールズ/日プ)から誕生した11人組ガールズグループ。24年4月17日にメジャーデビューした。MIUは2002年1月11日生まれ。愛知県出身。

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