千葉直人調教師がGI初挑戦 同舞台の重賞ウイナーと皐月賞に挑む
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2025年04月16日 12:00 netkeiba

今年の京成杯を制したニシノエージェント(今年1月撮影、ユーザー提供:りりさん) 開業2年目の千葉直人調教師が、皐月賞(3歳牡牝・GI・芝2000m)のニシノエージェント(牡3)でGI初出走を果たす。
千葉調教師は86年7月生まれの38歳。06年に騎手デビューしてJRA通算984戦24勝。12年に引退後は藤原辰雄厩舎、鈴木伸尋厩舎で調教助手を務め、22年の調教師試験に合格。24年に厩舎を開業した。JRA通算228戦14勝。今年の京成杯のニシノエージェントで重賞初制覇。3月のファルコンSでもモンドデラモーレが2着に健闘するなど、現3歳世代の活躍が目を引く。
皐月賞にはニシノエージェントがスタンバイしている。イスラボニータ産駒で、近親にマルセリーナやグランデッツァがいる血統馬。ここまで5戦2勝。デビューから2着、3着、4着と惜敗が続いたが、昨年12月の未勝利で待望の初勝利を手にした。その後は京成杯に格上挑戦。11番人気の低評価だったが、前崩れの展開も味方につけて鮮やかな差し切りを決めている。今回は一気の相手強化になるので楽ではないだろうが、同舞台で重賞勝ちの実績があるのは強みだ。
千葉調教師にとっては騎手時代を含めても初となるGIチャレンジ。若きトレーナーの奮闘にエールを送りたい。
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