
生魚への釣り針の混入がSNS上で大きな注目を集めている。
「夕飯の鯛、釣り針付いたままだったんだが」とその模様を紹介したのは下村れーじさん(@reiji_shimomura)。
店で買った鯛を焼いたところ、口から釣り針が出てきたという下村さん。怪我はなかったようだが、たしかに店で買った魚から釣り針が出てきたら驚いてしまう。
SNSユーザー達からは
|
|
「これマジで寿司屋で同じ経験がありました。
そのときお店の人に言ったら『大丈夫ですか? ケガしてませんか?』と言われました。
これってもうお店の人のミスって感じもしなかったので(…仕方ないというか)それっきりですが、びっくりしたので未だに記憶に残ってます笑」
など驚きがあがる一方
「近所のスーパーの魚コーナーには『まれに釣り針が入っている事があります』という注意書きが貼ってあります。新鮮な魚を売ってる店ならそれが当たり前だと思ってたけど違うのか…」
「天然である良い証拠。 何故なら、この釣り針は【眠り針】と呼ばれる漁師の専用の針だから。」
といった指摘もあった今回の投稿。
下村さんにお話を聞いた。
|
|
ーーどちらで購入されたものでしょうか?
下村:京都府内の農産物直売所で生魚として販売されていたものを購入しました。
ーー釣り針を見つけた経緯は?
下村:塩焼きにして、食べ進めている間に口に釣り針がついたままなのを発見しました。
ーー直売所に連絡はされたのでしょうか?
|
|
下村:していません。釣り針がついたままだったのは確かに危険ですが、そういったことも天然物では普通に起こり得ると思うので、調理や食事の際には、私たち消費者側にも注意が必要だと感じました。今回は天然の証として受け止め、ありがたくいただきました。
ーー投稿に大きな反響がありました。
下村:天然の証への感謝、釣り針の混入への危険視、釣り人ならあるあるだという声、色々あって非常に面白かったです。
◇ ◇
昨年にも通販番組で販売された干物に釣り針が混入し、放送局と製造元が謝罪、自主回収する騒動があった。魚に釣り針が混入する例は非常に多いようだが、なにか解決方法はないものだろうか。
なお今回の話題を提供してくれた下村さんは日々Xで地理、交通、旅行などに関する情報を発信中。ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)