
■MLB パドレス 1ー2 カブス ※延長10回タイブレーク(日本時間16日、ペトコ・パーク)
ナ・リーグ西地区首位のパドレスは、同リーグ中地区首位のカブスと対戦し、延長タイブレークの接戦も逆転負け。今季本拠地では開幕から負けなしの11連勝中だったが、連勝はストップした。
1−1の同点で迎えた10回に、松井裕樹(29)が決勝タイムリーを浴び、今季初黒星を喫した。
試合は序盤、カブスの先発・今永昇太(31)とR.バスケスがランナーを背負いながらも両チーム無得点が続いた。
だが、パドレス打線は5回に2死無走者でM.マチャドが打席に立つと、初球ライトへのファールフライをカブスのK.タッカーが丁寧に捕球しようとしたが落球。さらにカウント2-1からキャッチャーフライで打ち取られたかと思いきや、三塁手のワークマンが突っ込んでまさかの落球。カブスは2失策でチェンジとはならず。
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切り替えて投げ続ける今永に対し、マチャドはファールで粘り続け、ついに9球目のストレートを捉え、レフトへ先制の2号ソロを放った。
直後の6回、カブス打線も手堅い攻撃でセーフティースクイズを決め、1-1の同点とする。試合は1-1の同点のまま延長タイブレークへ。
ここでパドレスは松井が10回表のマウンドに立ったが、無死二塁から先頭のN.ホーナーにいきなりタイムリー3ベースを浴び、勝ち越しを許してしまった。
松井はその後の失点は防いだが、10回裏の打線は反撃ならず。1死二塁でイグレシアスが三盗を決めるが、ディアスが投ゴロ。タティスJr.が申告敬遠も最後はアラエスが左飛でゲームセットとなった。チームは14勝4敗で地区首位はキープ。
カブスの鈴木誠也(30)は3戦連続のスタメン外で欠場。先発の今永は5回(93球)を投げて4安打1失点(自責0)で勝ち負けつかず、今季3勝目はお預けとなった。
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