お笑いタレントの玉袋筋太郎(57)が16日放送のABCテレビ「これ余談なんですけど…」(水曜午後11時10分=関西ローカル)に出演。師匠であるビートたけし(78)との酒席でのやりとりについて明かした。
この日の番組は、芸能界屈指の酒好きとして知られる玉袋と、佐藤仁美(45)、ケンドーコバヤシ(ケンコバ=52)が出演し、酒にまつわる話を語った。
玉袋は浅草キッドとしてコンビで活動していた頃、相方の水道橋博士(62)と2人で「師匠に恩返ししなきゃいけない」と年に2度ほど、たけしが希望する店で接待していたという。
たけしが望むのは、すしやフグなどいずれも高級店ということもあり、「あの当時、福沢諭吉(1万円札)を100人ぐらい用意してさ…」と、気合を入れてたけしを招待。
「その時に、(たけしが)面白いのに乗っかってくれるんだよね。俺たちが社長っていう役柄なんですよ、その日は。そうすると師匠が『あっ社長、どうも』って言ってくださって。一番、その姿を見て驚いているのは(店の)おかみさん。『なんでたけしさん、こんな若いのに社長、社長って言ってんだ』みたいな…」
|
|
たけしと立場を逆転させる遊びをしていたことを振り返った。
さらに帰り際にも、「『北野君、頑張ってんじゃねえか』って。『これ、車代だから』って(お金を渡すと、たけしが)『ありがとうございます』って。そこまで全部コントをやってくれてるのよ。なけなしの1万円を払って、『どうも』って、うちの師匠が(1万円を受け取って)、6000万円のロールスロイスで帰っていく。俺と博士はお金を使っちゃったから、2人で割り勘でタクシーに乗って帰っていくっていう…」
こう述懐しながら、やりとりを懐かしんだ。
また、佐藤は「さんまさんの飲み方もカッコよくないですか?」と、明石家さんま(69)との飲み会に言及。「舞台でご一緒になった時に、もちろんさんまさんが用意してくれるご飯屋さん。『これ俺のスタイルだから』って全部用意してくれて」。さんまが自ら店を手配して、共演者らを招待してくれたという。
その後、「『さんまさん、次飲みに行きませんか?』って(2次会に誘うと)、『俺がおったら、みんな楽しめないやろ』って…『じゃあ』って帰っていくの。気を使って」。
|
|
1次会でサラッと帰るさんまの粋な振る舞いを明かし、かまいたち濱家隆一(41)も「キレイな飲み方ですね…」と感心。すると、ケンコバが「“コレ”いたんちゃいますか?」と小指を立て、さんまが早々に帰った理由を邪推。佐藤は「カッコいいと思ってたのに。やめてくれる?」と苦笑していた。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。