
今日17日(木)の関東甲信地方は、内陸部を中心に25℃以上の夏日になり、東京都心でも25℃近くまで気温が上がっています。この先も、19日(土)をピークに季節外れの暑さになりそうです。まだ4月ですが、油断せず熱中症に注意してください。
東京 気温変化大 19日(土)は30℃近くに 23日(水)は20℃に届かず
関東甲信地方は、向こう一週間、気温は平年より高い日が多くなりそうです。特に、19日は気温が上がり、熊谷など30℃以上の真夏日になる所もあるでしょう。
東京の気温を例に見てみます。
この時期の東京の平年値は、最低気温が10℃、最高気温は20℃くらいです。
22日(火)頃にかけて、最低気温、最高気温ともに平年より高く、特に19日の予想最高気温は29℃と、7月上旬並みの暑さになりそうです。
一方、23日(水)は、日差しがなく雨も降るため、最高気温が20℃に届かず、昼間も少し肌寒く感じられそうです。
気温変化が大きくなりますので、服装でうまく調節してください。
19日(土) 4月なのに7月上旬並みの暑さ 熱中症に注意・警戒を
19日(土)にかけて、さらに気温が上昇します。東京と宇都宮は29℃、熊谷は30℃の予想です。東京と甲府では熱中症に「警戒」が必要なレベルとなります。
そのほかの日の熱中症情報をみると、21日(月)と23日を除いて、「注意」の所が多くなっています。まだ4月ですが、油断せず熱中症に気を付けましょう。
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暑熱順化とは
暑熱順化とは、体が暑さに慣れることです。
暑熱順化ができていないと、体の熱をうまく外に逃がすことができず、熱中症になる危険性が高まります。
暑熱順化ができると、体の外に熱を逃がしやすくなること、汗からナトリウムを失いにくくなること、体温が上昇しにくくなることなどにより、熱中症になりにくい状態になります。
暑熱順化には、気温が上がって熱中症の危険が高まる前に無理のない範囲で汗をかくことが大切です。
日常生活の中で、軽い運動や入浴を行い、汗をかいて、体を暑さに慣れさせましょう。
暑熱順化には個人差もありますが、数日から2週間程度かかります。暑くなる前から余裕をもって対策を行ってください。