『28年後…』「感染者は進化した」サバイバルシーン連続の本予告編

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2025年04月17日 17:21  cinemacafe.net

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『28年後...』
ダニー・ボイル監督と『シビル・ウォー アメリカ最後の日』のアレックス・ガーランドが手掛けた『28年後...』から本予告が解禁となった。

人間を凶暴化させるウイルスが蔓延したロンドンを舞台に、感染者と人間が繰り広げる死闘を描き、世界中でカルト的な人気を誇る『28日後...』。

その感染拡大から“28年後”を描いた本作。昨年12月に初解禁された予告編の総再生回数は、驚異の1億5,000万回超えを記録。

イギリスの作家ジョゼフ・ラドヤード・キップリングが書いた「ブーツ」という詩の朗読が、異様な世界の映像とともに呪文のように“緊張と恐怖を増幅する”と話題になり、全世界に拡散された。

今回もキップリングの「ブーツ」の朗読にのせて、前回よりも“さらに恐ろしい28年後の世界”が垣間見られる予告となっている。

衝撃シーンから始まるオープニング。暗闇の中で、銃を構える兵士たち。突如、強靭で巨大な“何か”が彼らに襲い掛かる。目の赤い、感染者だ。

人間を一瞬で凶暴化させるウイルスがロンドンで流出し、多くの死者を出した。感染を逃れたわずかな人間たちは、ウイルスが蔓延した本土から離れ、孤島に身を潜めていた。

対岸の本土にいる感染者から身を守るため、島の人々は見張り台を建て、武器を備え、コミュニティの中の厳しいルールに従って “安全に”生活している。そこに暮らす家族、父親のジェイミー(アーロン・テイラー=ジョンソン)と息子のスパイク(アルフィー・ウィリアムズ)はある任務を実行するために島を出て本土に向かおうとしている。

本土と島をつなぐのは1本の土手道だけ。そして島を離れて本土に行けば、誰も救助には来ない。

美しく、緑豊かな大自然が広がる本土だが、感染者はどこに潜んでいるか分からない。弓矢を構えて森を抜ける2人の前に、変わり果てた姿の“感染者たち”が現れる。人間の頭蓋骨が積み上げられた塔。人間が、人間ではなくなっている世界ーー。

そんな世界で2人は、驚くべきことに感染を逃れて生きている人間、ケルソン博士(レイフ・ファインズ)に出会う。彼は「感染者は進化している、もう別物だ」と語る…。

そして、人間と感染者の凄まじい戦い、サバイバルシーンが連続する。黄色い花畑の中から現れた感染者、ジェイミーが叫ぶ、逃げる、スパイクと母親(ジョディ・カマー)が赤ちゃんを抱え、決死の形相で走る、銃撃戦を繰り広げる兵士たち、母親と感染者の死闘、岸壁の上で抱き合う親子…。

そしてエンディングは、「我が子どもたちよ!“審判の日”だ」という神父のセリフが後を引くものとなっている。

『28年後...』は6月20日(金)より全国にて公開。





(シネマカフェ編集部)

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