
【写真】北川景子、美しすぎる撮りおろしショット
自分の犯した罪に苦しみ、葛藤し、周囲を巻き込みながらも強く生きていく主人公を描く本作。相手への憎しみから始まったはずの復讐(ふくしゅう)だが、その中では図らずも新しい形の愛情が芽生え、物語は予期せぬ方へと流れていく。食品事故で子どもを失った母親・中越紘海(北川)は、事故を起こした惣菜店の社長・結城旭(大森)を恨むなか、図らずも旭の次女を誘拐してしまう。旭に同じ苦しみを味わわせることで復讐を果たそうとする紘海だったが、その誘拐には大きな誤算があった。
キャストとのエピソードを話す場面で阿部は「本当に役者としての立ち振る舞いとか演じ方とか、すごく勉強になりました」とコメント。その上で、阿部は「大森さんと最初にご一緒した時が、物語の核心に触れるぐらい超重要なシーンで。『うわ、大事だ。どうしよう』って、ちょっと自分の中で張り詰めていた」と振り返り「その日、大森さんが、僕の経歴みたいなことを調べてくださったっぽくて。『阿部くんとちょっと似た経歴の友人がいて』みたいなことを話してくださった」と明かした。
阿部は「僕、今まで大森さんと交わるような人生だと思ってなかったけど、このような方が、僕のことを調べてくださって…っていうところにすごい感動しちゃって」とそのときに感じた感動を告白。大森は「めっちゃウィキペディアで調べて(笑)。僕の知ってる方で、高校と大学という流れがまったく同じ経歴の方がいて。びっくりして報告したんです」とうなずいた。
阿部はそのことがとてもうれしかったと口にし「そういうふうに考えてくださったということがかっこいいなと思いました」とニッコリ。阿部のエピソードを受けて北川も「調べてくださっているというその気持ちがうれしい。忙しいのにウィキペディアを探してくださっているということもかっこいい」と大森の行動に感動している様子を見せた。二人の絶賛に、大森は「もうダメだ(笑)」と照れ笑いを浮かべていた。
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