土ドラ『土ドラ『ミッドナイト屋台〜ラ・ボンノォ〜』に出演する中村海人、神山智洋 WEST.の神山智洋が主演、Travis Japanの中村海人が共演する東海テレビ・フジテレビ系土ドラ『ミッドナイト屋台〜ラ・ボンノォ〜』(毎週土曜 後11:40)第2話(19日放送)を前に、中村によるインタビューコメントが到着した。
【ソロショット】神山智洋&中村海人のインタビューカット 今作は寺の境内で平日夜のみ営業する“ミッドナイト屋台”を舞台に神山演じる味覚を失ったスゴ腕シェフ・遠海翔太と、中村演じる味覚の鋭い落ちこぼれ僧侶・方丈輝元が、ひょんなことからタッグを組み、屋台を盛り上げるべく奔走するさまがオリジナル脚本で描かれる。
異色の凸凹コンビのやりとりが、最大の魅力のこのドラマ。味覚と抜群のコミュ力で支え、屋台を盛り上げる輝元は、中村そのもの。「歌やダンスとは違う苦労もありますが、できることがどんどん増えている実感があります」と手応えを語っている。
■中村海人インタビューコメント
――輝元を演じてみての感想を教えてください。
輝元は基本的に活発というか、いつも明るいキャラクターなんですが、回を重ねていくにつれ翔太の背負ってきたものを知り、彼を理解していきます。それによって輝元自身も成長していくというのがこの役の魅力で、演じていても楽しいですね。また長いシーンの台詞を覚えるのが大変だったり、細かなイントネーションに気をつけるなど、歌やダンスとは違う苦労もありますが、できることがどんどん増えている実感があります。それが、これからの自信にもつながっていくのかなと感じています。
――撮影中、アドリブも多いと聞きました。
いやぁ…、それは監督がカットをかけないからです(笑)。たとえば翔太と新しいメニューを考えるといったシーンでも、終わっているはずなのに全然カットにならないから…。もう、演じ続けるしかないですよね(笑)。その場のノリで会話をつないでいくんですけど、神山くんが上手く合わせてくれるので、それが結構楽しかったりもします。最終的にどんなシーンになっているのか、自分自身でも楽しみですね。
――共演者の皆さんについても教えてください。
皆さんテレビで見ていた方ばかりなので、自分がその方々と一緒に作品を作っているということが驚きです。輝元の両親を演じる竹中直人さんや石田ひかりさんの前では、萎縮しそうになるのですが、気さくに接してくださってとてもありがたくて。気さくすぎて、撮影の空き時間に竹中さんと父子の状態のまま言い合ったり、それを石田さんがいさめたりと、ドラマのような展開が続いています。
――神山さんとのシーンが多いと思いますが、共演してみての印象は?
近くで見ていて、神山くんの役との向き合い方や、そこへの時間のかけ方がとてもカッコいいなと思っています。現場での彼は「翔太」の雰囲気のままでいることが多いのですが、皆が少し緊張している時などは場を和ませる言葉をかけてくれることも。そうやって、知らず知らずのうちに助けられているんじゃないかと感じています。
――輝元は翔太を支える立場ですが、中村さんが神山さんを支えることは?
今回の神山くんは、主演で先頭を走らなければいけない立場。だから「自分の調子が悪いと、現場全体に影響が出てしまう」と感じているんじゃないかな。そうやって神山くんがしっかりと座長を務めているので、僕は現場の雰囲気を明るく保てるよう、皆とふざけ合ったりするのが役目だと思いながら、現場に立たせてもらっています。
――あす放送の第2話の見どころを教えてください。
第2話では2人の元高校球児の友情がテーマとなっているのですが、友だちとの関係がギクシャクしたりすることって、きっと誰でも経験があると思うんですね。後で振り返って、「あの時、何であの一言が言えなかったんだろう」と悔やんだり…。まさにそんな状況の2人を結びつけるのが“味噌ラーメン”で、翔太が作る一品がどうかかわってくるのかが見どころです。また元高校球児の2人の関係性は、翔太と輝元のそれに重なる部分もあったりして、そこからお互いに一歩ずつ成長していく部分にも注目してもらいたいですね。何より、次の日に「ラーメン食べに行こうかな」と思ってもらえたらうれしいです。
■中村海人、お気に入りのラーメンは二郎系 ダイエット中も「全マシマシで食べちゃいました…」
また、毎週、絶品屋台めしで悩める客の心とおなかを満たす今作の第2話は、「味噌ラーメン」が登場する。高校の野球部でバッテリーを組んでいた荒井純平(波岡一喜)と荻田春斗(園山敬介)。部活終わりに仲良く屋台の「味噌ラーメン」を食べていたが、ある出来事をきっかけに連絡を取らなくなってしまう。そんな2人を結びつけようと、翔太が奮闘する。
ちなみに中村は、どんなラーメンが好きかについて「このドラマの撮影に入る前あたりからダイエットを始めていて、食事も少しセーブしているんです。でもラーメンは好きなので、味噌ラーメンが登場する第2話の撮影は辛かった(笑)。二郎系のラーメンが好きなのですが、先日グループでのお仕事があった日にお店を見つけて、思わず全マシマシで食べちゃいました…。でもそれくらいラーメンは「頑張った自分へのご褒美感」が強い一品です。このドラマの撮影で遅くなった日でも、帰り道で美味しそうなラーメン屋さんを見かけるとマネージャーさんと2人で入ったり…。よくよく考えてみると、あまりセーブしていませんね(笑)」と反省していた。
■第2話あらすじ
寺の境内で夜の屋台を始めた遠海翔太と方丈輝元。翔太の目下の悩みは、グルメサイトに忖度なしのレビューを載せる「煩悩太郎」のこと。さっそく2人の屋台にも辛口の評価を書き込まれる。翔太は毎晩やって来る怪しげな常連客・岡部(津田寛治)が煩悩太郎ではないかと怪しむが…そんなある夜、会社員の荒井純平(波岡一喜)が来店。ある思い出が詰まった味噌ラーメンの味が忘れられないと、翔太に語り始める。