写真 今、セリアのミニチュアシリーズが話題になっているのをご存知ですか?
家具や食器、レトロな看板、さらには実際にあるメーカーや会社との共同企画アイテムなどハイクオリティなミニチュアがずらりとコーナーを占めていました。インテリアとしてぬいぐるみなどと一緒に飾ったり、ドールハウスを作ったりと、みな思い思いの楽しみ方をしているよう。
ミニチュアのサイズ感を活かして実際の収納として活用している人も多く、特に人気となっているのが「一升瓶ケース」(税込110円)。“あるもの”の収納にぴったりだとSNSなどで注目を集めています。
◆一升瓶ケースが、心くすぐる手のひらサイズに
セリアには日常的に幾度となく足を運んでいる筆者ですが、ミニチュアにはこれまで注目したことがありませんでした。こじんまりとしたコーナーなのかと思いきや、想像以上にミニチュア関連の売り場が広くてびっくり。
筆者が訪れた時も若い女性や親子など数組の人が商品を手に取っていました。人気の高さがうかがえます。
2店舗目でようやく出合えたミニチュア一升瓶ケース。山田化学が製作した日本製のもので、本物をそのまま小さくしたようなリアルさがかわいい!
サイズは約55×38×59mm(外寸)。ミニサイズというのはどうしてこうも心をくすぐるのでしょうか。
◆「見たことある!」リアルでレトロ感漂うデザイン
漢字で“清酒 専用通箱”と書かれたものと、ローマ字で“ISSHO-BIN NIPPON NO SAKE”と書かれたものの2種類で、どちらもレトロ感漂うデザイン。赤い方は居酒屋などで実際に見たことがある気が……。
ケースは複数をスタッキングすることも可能です。
◆このサイズだからこその使い道がたくさん!
中は6つの部屋に仕切られていて、セリアで売られているミニチュアの一升瓶(税込110円)とセットで飾ることが可能。そのほかにもさまざまなものの収納に役立ちます。
例えば皮膚科でもらう小さなチューブの軟膏。我が家では仕切り収納の1つにまとめて入れていたのですが、フタが小さく自立しないため寝かせて収納するしかなく、目当てのものを取り出すのに一苦労でした。
また、綿棒は箱がかさばるのがいやで、中身だけ出してチューブ類と同じ仕切り収納に入れていたのですが、本数が減ってくると倒れてしまい、こちらも取り出しづらい……。
ミニチュア一升瓶ケースはそういった“細くて高さのあるアイテム”を入れるのにぴったりで、立てて収納することができます。昔からどこに収納しても何となくしっくりきていなかったミニチューブですが、ようやく「これ!」という収納場所が見つかりました。見た目がすっきりし、取り出しやすさも段違い!
バラバラと倒れていた綿棒も省スペースに立てることができて大満足です。
◆電池や文具もシンデレラフィットで可愛く収納
ケースの仕切り部分は単三電池を入れるのにもぴったりなサイズ。数本使って余った乾電池は、つい中途半端にちぎれたフィルムパッケージをまとったままの状態で引き出しの中へと放り込みがちでした。
そんな電池も一升瓶ケースに入れることで所在とストックの本数がひと目でわかるように。
ペンなどの文具収納としても重宝。スケジュール帳を書く時に筆者が愛用しているフリクションスタンプにもジャストサイズでした。
飾って楽しむことも収納として活用することもできるミニチュア一升瓶ケース。同シリーズとしてビールケースも売られていて、そちらも何かと使い道がありそうです。
あまりの実物のかわいさに、つい色々と揃えてしまいたくなっている筆者。すでにミニチュアの魅力にハマり始めているのかもしれません。
<写真・文/鈴木美奈子>
【鈴木美奈子】
雑誌の読者モデルから2児のママに。現在はライターとして、コスメ・美容、家事コツなどの記事を執筆。