タレントの指原莉乃(32)が4月18日、SHELLY(40)のYouTubeチャンネルに出演。過去に“炎上”した自身の行動について初めて言及する場面があった。
動画では二人がバラエティ番組での立ち位置や発言について振り返る流れに。指原は世間から「風見鶏」だと思われているとして、その理由をこう自己分析した。
「(自分の)若いころが放送されてるんですよ。軽かったと思うし、女性とか男性とか平等とかも考えられていなかったし、当時の自分の認識の甘さもあったと思うし、世間の空気感もあったと思うし、幼さもあったし、全部混じってそれが放送されている」
続けて、「今すごく後悔しているやつでいうと、若いコにキスしたりとかっていうアイドル同士のコミュニケーションがあって」と切り出し、「そういうのをエピソードトークのネタにしたりしてて、ファンの人がそれを総称して“サシハラスメント”って呼んでて。私もそれが面白いと思っていた」と告白。
指原は“ハラスメント”が10年以上前の話で、「当然大人になってからは一切言ってないし、そういう絡みも絶対にしないようにしている」と説明したうえで、「いまだにファンの人が『久しぶりに“サシハラスメント”見たいです』とか言っているのを見ると、『うわ〜、まじでごめんなさい』って思うんですよね。私のせいでアップデートできていない感覚を植え付けている気がしているんです」と謝罪した。
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また、いまだに「女性同士でおっぱいを揉むとか胸を触るとか」する後輩がいると明かし、「もちろん自分の目に入る範囲内だったら注意しますけどね。『あのときはこういう風な笑いの取り方がいっぱいあったけど、もうしちゃダメだよ』って、ちゃんと理由も入れて説明するけど、それを残しているのは過去の自分のいまいましい認識の甘さだから、『もうごめん!』って思うことばかり」と反省しきりだった。
指原といえば、ダウンタウン・松本人志(61)の女性問題が報じられた直後の2023年12月29日、『ワイドナショー年末ゴールデン生放送SP』(フジテレビ系)に出演。当時、一部ネット上で《8年前のことを蒸し返すな》《金目当て》など“被害者叩き”とも取れる書き込みが散見されていたことに対し、こう警鐘を鳴らした。
「“8年前のこと”っていうニュアンスも、私はすごくよくない風に感じます。時間が経っても同じように扱うべきだと思うので、被害者とされる方に常に寄り添ってもらえるような雰囲気になったらいいのになと思います」
このコメントには当時ネット上で、《指原は、芸能人が腫れ物に触るような物言いしかしていない中、正論(松本を擁護も批難もしてはいないが)を堂々と述べているところはさすが》《「年数が経ってる事は関係ない」って全ての性加害告白に対する意見だと思います》などと称賛の声が集まった。
しかし、その約2カ月後、指原が2014年に出演していた『HKT48のおでかけ!』(TBS系)の映像が掘り起こされ、物議を醸すことに。同番組の内容は当時のTBSの公式Xで、《指原さんが溺愛する13歳トリオがスタジオに登場! サシハラスメントを訴える…過剰キス&ほっぺ噛む&おなら連発》と説明されている。
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「番組ではHKT48の13歳のメンバー3人が指原さんについて、『いつも押し倒してくる』『チューしてくるし、ほっぺたを吸われます』などと暴露。指原さんが実際に後輩たちの口にキスしたり、頬を噛む様子が放送されました。
そのときの映像が10年経った2024年にネット上で拡散され、『後輩は嫌だと言いにくかったんだろうなというのが伝わってくる』『女性同士だからって許されないでしょ』などと“炎上”したのですが、指原さんが当時この件について触れることはありませんでした。松本さんの問題に対する『時間が経っても同じように扱うべき』との主張が、完全に“ブーメラン”となってしまっていましたね……。
今回、批判覚悟で過去の“サシハラスメント”をわざわざ自分から口にしたのは、今後なにかの機会でこの件が“再炎上”する前に先手を打ったという側面もあるでしょう。ただ、そうだとしてもきちんと謝罪をしたのは、誠実な対応だったと思います」(芸能ライター)
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