
【写真】レンタルルームを始めたさとこ(桜井ユキ)に司(宮沢氷魚)は女子高生を紹介
本作は、水凪トリによる同名漫画を実写化。
麦巻さとこ(桜井)は、一生つきあわなくてはならない病気にかかったことから生活が一変。会社を辞め、新しい住まい探しを余儀なくされる。見つけたのは築45年の団地。隣に住む大家の美山鈴(加賀まりこ)と、訳あり料理番の司(宮沢氷魚)を通じて、さとこは食事で体調を整える“薬膳”と出会う。
過去のつらい経験から、人と距離を取りがちなさとこだが、年齢も事情もさまざまで個性豊かな団地の住人たちの暮らしに触れることで少しずつ変化が訪れ、週4のパート先でも、心がほどければ出会いは広がる。地味だけど身体に美味しそうな薬膳ご飯と、たおやかな人間関係を通して心身を取り戻していくさとこは、知らないうちに影響を与え合いながら、身近にあった“自分次第のしあわせ”に気づいていく。そんな、お粥(かゆ)のようにおなかの底がじんわり温まる物語だ。
共演に福士誠治、田畑智子、中山雄斗、奥山葵、北乃きい、西山潤、土居志央梨、中山ひなの、朝加真由美が顔をそろえる。
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団地に越してきたイラストレーターの高麗(土居志央梨)は、鈴(加賀まりこ)とコラボすることに。なんと鈴は裁縫でネット出品していて、さとこ(桜井ユキ)にも副業を勧める。でも出来ることがないが、空き部屋をレンタルルームにすることを思いつく。
すると司(宮沢氷魚)が団地に住む高校生の弓を連れてくる。弓が常連客になり嬉しいさとこだが、心労も溜めてしまう。そんな時、さらに心配事が持ち上がるが…。
ドラマ10『しあわせは食べて寝て待て』は、NHK総合にて毎週火曜22時放送(全9話)。