ACEes初のアリーナツアー『PROLOGUE』開幕!結成2か月で見せた夢と決意

0

2025年04月22日 09:20  日刊SPA!

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊SPA!

写真
4月12日、STARTO ENTERTAINMENT所属のジュニア5人組グループ「ACEes(エイシーズ)」が、初のアリーナツアー「PROLOGUE」の東京・有明アリーナ(4月10日〜13日)を開催した。今年2月に所属事務所がジュニア内の人気ユニットのHiHi Jets、美 少年、7 MEN 侍の解体を発表。メンバーをシャッフルして、誕生した新ユニットの1つが、ACEesだ。
メンバー全員が2002年生まれ。元HiHi Jetsの作間龍斗(さくま りゅうと)、元美 少年の那須雄登(なす ゆうと)・浮所飛貴(うきしょ ひだか)・佐藤龍我(さとう りゅうが)、そして、少年忍者の深田竜生(ふかだ りゅうせい)を加えた5人。そんなACEes始動となるファーストツアーは、サブテーマにフランス語で宝石を意味する“ビジュー”を掲げて、2時間半に渡って煌びやかなステージを展開させた。

ステージ上に設置されたダイヤ型のリングボックスが開くと、スパンコールで輝く白い衣装の5人が登場。オープニングの「感謝カンゲキ雨嵐」(嵐)の曲中に、浮所が「初めまして、僕らがACEesです! 最高の1日を一緒に作りましょう!」と挨拶。それに続いて、那須は「ACEesに会ってみてどう? 俺らビジュアル強すぎんだろ!」とファンを煽る。歓声が響くなか、「ダイヤモンドスマイル」(なにわ男子)をパフォーマンスした。

メドレーを含む全25曲。セットリストには、「最初に発表された(アーティスト)写真からだと、王子様でキラキラ系が強かったと思うんですけど、今回のライブではそれだけじゃないっていう面を見せていきたい」(浮所)、「ファンのみなさんにパフォーマンスを通じて感謝を伝えたい」(深田)という思いを込めた。5人は、メインステージではミラーパネルを使った妖艶なパフォーマンス、ゴンドラやトロッコに乗りながら、アリーナ全体を縦横無尽に駆け回って歌とともに熱量をファンに届けていた。

この日、ACEesオリジナル楽曲の「Acing out」「PROLOGUE」が初披露。黒と赤の衣装で激しいダンスナンバー「Acing out」では、目標でもあるCDデビューへの思いや、「これからの時代は俺たちが作る」という5人の強い衝動や欲求が込められた。そして、「PROLOGUE」。ツアータイトルでもある同曲には、「今までの経験があったからこそ、ここにいる」という思いを歌詞に込めた。

グループが結成してから2か月が経った。最後の挨拶では、それぞれが現在の心境をありのままに語った。佐藤は、「不安な気持ちで来た方もいると思うんですけど、1つだけ思ってほしいことがあって。僕たちの夢は変わっていないし、CDデビューして国民的アイドルになって、世界で通用するグループになりたい。その思いは美 少年のときと変わっていないし、それだけは忘れないでほしいです。なによりも、美 少年のことをなかったことにはしないでほしいなと思います。僕も心の大切なところにしまっておくので、皆さんも宝箱に置いておいてもらえたら嬉しいです」と呼び掛けると、ファンからは大きな拍手が起こった。

このあとツアーは、5月から8月にかけて福岡・静岡・愛知・大阪へと続いていく。作間は、「とにかく伝えたいのは、時間が過ぎるのが早いですよね。そういう目まぐるしい中で生きてるんだなって。迷っていたら『もうこんな歳か。あのときにやっておけばよかった』と後悔しちゃうと思うんです。だから僕はもう、(まっすぐに)スーーンッ!と進みます。みなさんと僕らで、はやく良い景色を観に行きましょう!」と、新たな決意で笑顔を見せた。

5人それぞれが積み重ねてきた夢を抱えて、ACEesは新たな一歩を踏み出す。

取材・文/吉岡 俊 撮影/後藤 巧

    ニュース設定