
【写真】『ガンニバル』シーズン2の有希をイッキ見
シーズン1で有希は、供花村に移住してきた新参者として村に溶け込もうと周りに気を配り、駐在の奥さんとして、小学生の娘の母として、普通の生活をしようとしているころ、事件に巻き込まれていくある種“受け身”をみせていた役どころだった。
シーズン1と2の有希の変化について演じた吉岡は、「有希は普通の人で、普通の幸せを願い、普通の奥さんをして、普通に母として頑張っていた人です。そのためシーズン1では“翻弄され具合”を大切にしていました」とシーズン1を振り返りながら、「シーズン2では有希も開き直り、後藤家や村の事情、歴史などは自分にとって関係ない、とにかく母として娘のましろを守りたいという使命感に特化した強い人間に変えたいと思いました。皆の狂気に負けないまっすぐな真っ当さを持って撮影していました」と、役作りの肝となる信念を明かした。
過去のトラウマから言葉が話せなくなってしまった娘・ましろを演じた志水心音については、「ましろは話せない役のため、お芝居の中でも会話できるわけではないのですが、ましろが母である有希を守ろうとしてくれるシーンで、心音ちゃん自身の成長も感じました。有希だけでなく、ましろも供花村に来て強くなっている姿を皆さんにも観ていただきたいです」と、シーズン2の第3話で、これまで自分を守ってくれていた母・有希を守るため、殺気漲る後藤家の面々の前に勇ましく立ちはだかるシーンについて感慨深く言及した。
シーズン2では周囲が一層猛スピードで狂気に満ちていくのに対し、それに歯向かうかのように、真っ当でまっすぐな有希のセリフが印象的だ。それについて吉岡は、「今回の有希は、大悟に対して強く出られるようになっています。『ましろが死んだら、あんたのせいだからね!行ってよ! 早く!』というまっすぐなセリフがありますが、胸を張って強く言えたのは、柳楽さんとシーズン1の撮影期間だった約半年を一緒に過ごせたからです。そこでしっかりと信頼関係が出来上がって『遠慮はいらない』と思えるようになったからこそ、柳楽さんの胸を借りて母として、家庭を守る一人として、強く言い切ることができました」と、シリーズを通して培った阿川大悟役・柳楽優弥との信頼関係こそが作り上げた芯の通った“有希らしい”セリフについて自信をみせている。
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さらに今回、新たなる超緊迫の場面写真がクランクイン!独占で公開。とあるトンネルで後藤家と大悟が対峙(たいじ)している局面で、突如現れた後藤家最大の恐怖の象徴である“あの人”。のっそりと巨体を揺らしながら、本能をもって居場所を嗅ぎ分けるかのように、じりじりとまっすぐに有希とましろに忍び寄る身の毛もよだつ恐怖のシーンだ。すぐそこにまで迫り来る“あの人”から、1mmたりとも絶対に触れさすまいと、必死の思いで娘・ましろを強く抱きとめる決死の覚悟の一枚となっている。
日本ドラマの概念を大きく覆し、世界中からの熱いまなざしが注がれる中、いよいよ残すところ最終話の配信を待つのみとなった、戦慄のヴィレッジ・サイコスリラー超大作『ガンニバル』。 極上の狂気に満ちた物語は、ついに衝撃の終結を迎える。待望の最終話配信に期待がかかる。
ドラマシリーズ『ガンニバル』シーズン2は、ディズニープラス「スター」にて独占配信中。毎週水曜日に1話ずつ配信(全8話)。