タレントでモデルの本田紗来(18)が、23日発売のファッション誌「Ray」(主婦の友社)6月号で専属モデルデビューする。このほど、日刊スポーツなどのインタビューに応じ「自分磨きを頑張って、写真1枚で気持ちを読み取れるような表情、ポーズができるモデルさんになりたい」と意気込みを語った。
専属の知らせはマネジャーからサプライズで聞いたという。「人生で初めてうれし泣きをしちゃって」と大感激。モデルの仕事は昨年から本格的に始めた。「私は白とピンクが大好きで、ガーリーなお洋服が大好き。だからRayの雰囲気がすごく好きで。見てもらえる立場になるのがすごくうれしい」と喜んだ。
幼少期から撮られることは経験してきた。「小さい時はスチール撮影が苦手だったんです。笑うと目がニコちゃんマークみたいにつぶれちゃう。笑いながら目を開くのができなくて、泣いちゃったりもあった」と明かした。同じ事務所の藤田ニコルら、モデルの先輩から術を学んだ。「服によって顔やポージングをカメレオンのように変えられるところを尊敬してるので、写真を見て勉強してます」と話した。
高校3年生になり、やっと姉たちに身長が追いついた。プロフィギュアスケーターの真凜とは私服の系統が似ているといい「お下がりをもらうことが多いです。真凜が着るとそれが流行るんですよ。望結はかっこいい系の服が多い」と、姉妹で洋服やコスメをシェアしている。
4日に18歳の誕生日を迎えた。本田家では、誕生日を迎えた人の昔の写真をグループLINEにあげる習慣がある。「覚えてないやつばっかだし、ふざけた写真も多々あった」が、離れて暮らす兄や姉を思うとしんみり。「5人きょうだいで、みんなも1人暮らしして、どんどん1人っ子状態になっていく寂しさがある。私が大学生になったら親元を旅立つと思うので、残りの1年、たくさん親孝行しようって誕生日に思いました」と誓った。
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進路に思案を巡らす日々。「スケートをやっているからこそ勉強の、身に着いたら自分から逃げない感じがすごく好き」と学ぶことも大好きだが、高校生活を楽しむことも忘れない。「文化祭で劇をやったんですけど、これから体育祭もあって、選手宣誓したいなと思って。まだ思い出をたくさんつくれるなって思ってます」と笑った。
仕事の幅が広がり「本田三姉妹」ではなく「本田紗来」として応援してくれる人も増えてきた。「その方たちのためにも、いろんなことに挑戦してる私を見て勇気を与えられたらいいなって思いながら、今は何事も中途半端にせずコツコツやりたいです」と話す。モデルとして「ファッションショーとかに行けるように頑張りたい」と言い、バラエティーでは「姉の望結のようにおもしろいコメントを言えるようになりたい」。大人の仲間入り、とはいえまだ18歳。夢は明るくふくらむ。【鎌田良美】
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