昨年12月6日、都内の自宅で54歳の若さで亡くなった、中山美穂さんのお別れの会が22日、東京国際フォーラムで開かれ、関係者約800人、午後5時30分時点で約1万人ものファンが参列した。喪主を務めた妹の中山忍(52)は「これが、夢だったら良かったのに」と涙。小泉今日子(59)は弔辞で「天国の人への中山美穂のトリセツ」5カ条を読み上げ「かわいい妹」と涙声で呼びかけた。参列者が皆、受け止めきれない悲しい現実に直面し、涙した。
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▽片岡愛之助(53) 僕は顔にケガして。(亡くなった前日にライブの連絡とともに)心配してLINEをくださった。僕は伺えないですと話したら、セットリストを送ってくださった。次の日に中止だと伺って驚いて「お大事にね」と送ったら亡くなられて…。
▽香取慎吾(48) 明るくお別れを言いに来たつもりだったんですけど…悲しみがグッと押し寄せてきました。若い頃、ドラマで共演した時「もちろん仕事も大事だけど、いろいろな国に行ったら経験になるから」と。美穂さんの顔を今日、見て思い出しました。ありがとうございますと、もっと、もっと自分も頑張らなきゃと(言いました)。
▽永瀬正敏(59) 10代、20代、30代の頃は毎日のように会っていたので。仲間ですね。背中を押してくれたことも、ありますし。(思い出すのは)笑顔ですね。(祭壇にかけた声は)またねって…。(涙声で)すみません。
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▽森口博子(56) 同期で、かけがえのない仲間。いつも一緒に生きてきました。忙しかった私に「心は健康ですか?」とメッセージをくれた。美穂ちゃんも私も40周年…同じレコード会社で作品を出すと言っていたのにかなわなくて残念。曲はずっと残る、ありがとうって言いました。
▽吉田栄作(56) 来たくなくて勇気を出してきました。中山美穂という表現者がいないんだなと思って。お互い、共演者は1番、多いんじゃないかな? 現場で話していました。また、必ず会おうって…。誰も入り込めない悲しみのようなものを持っている人でした。
◆主な参列者 井川遥、石田純一、石田ゆり子、岩井俊二監督、インスタントジョンソン・じゃい、岡田浩暉、片岡愛之助&藤原紀香夫妻、香取慎吾、上地雄輔、北川悦吏子氏、小泉今日子、紫吹淳、島崎遥香、竹中直人、谷原章介、鶴田真由、豊川悦司、永瀬正敏、中村繁之、西島秀俊、浜崎貴司、藤あや子、別所哲也、松平健、森口博子、YOU、横浜銀蝿Johnny(50音順)
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