映画『キャンドルスティック』(7月4日公開) (C)2025CANDLESTICK PARTNERS 俳優の阿部寛が主演する映画『キャンドルスティック』(7月4日公開)の本ポスターと本予告が解禁された。本作は、元・天才ハッカー野原と世界を股にかけたアウトローたちが前代未聞のミッションに挑むマネーサスペンス。
【動画】映画『キャンドルスティック』本予告映像
原作は川村徹彦による『損切り:FXシミュレーション・サクセス・ストーリー』(パブラボ)。映画タイトルのキャンドルスティックとは、金融商品の価格変動を視覚的に表した価格チャートの形式を指す。撮影は、日本・台湾・イランにて昨年2024年5月〜9月まで行われた。
刑務所を出所した元天才ハッカー・野原(阿部)は自分と同じく数字に色がついて見える“共感覚”を持つ女性・杏子(菜々緒)と出会い、恋に落ちる。台湾の野心的な企業家、リンネ(アリッサ・チア)はFX市場を利用し一儲けするため、野原とかつての仲間たちに声をかける。その作戦は金融取引の番人、「AIを騙す」こと。決行日は元号が変わり、金融機関のシステムが一番油断して混乱する、円が最も隙だらけの日――2019年5月7日。
一方、川崎工業地帯では難民・移民の子のための「夜光ハウス」が立ち退き寸前の危機に陥っていた。施設を守るファラーとイランのハッカー・アバンは返済のためのある計画を練る。これはねじれた偶然か?2つの計画の日時は奇しくも一致していたのだ。日本、台湾、イラン、ハワイ――世界6つの都市を舞台に、それぞれの運命と思惑が交錯する。
本予告映像では、令和元年・マーケット初日の市場が最も混乱する日を狙って、刑務所あがりの天才ハッカー野原が、恋人の杏子とともに、ある計画に動き出す姿が映し出される。
続いて、「AIを騙す」と不敵に笑う野原と、アリッサ・チア、サヘル・ローズ、津田健次郎、リン・ボーホン、YOUNG DAIS、マフティ・ホセイン・シルディ、デイヴィッド・リッジス、タン・ヨンシュイと国際色豊かなキャスト陣のそれぞれの運命と思惑うごめく様が、DUALによる疾走感あるエンディングテーマとともに流れる。
最後に、色鮮やかなキャンドルチャートを見つめ、「きれい...」とつぶやく杏子のアップと、「宣戦布告!」と高層ビルを見上げる野原で終了。阿部のダークヒーローぶりと息をのむ展開に期待が高まる仕上がりだ。
なお、4月25日(金)より、ムビチケオンライン券の発売開始を予定している。
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