安田顕×水上恒司、韓国ドラマ『怪物』リメイク WOWOWで7月放送・配信

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2025年04月23日 12:00  ORICON NEWS

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安田顕×水上恒司がダブル主演、韓国ドラマをリメイクした『連続ドラマW 怪物』WOWOWで7月放送・配信へ
 俳優の安田顕と水上恒司が初共演でダブル主演を務める『連続ドラマW 怪物』が、7月よりWOWOWで放送・配信されることが発表された(全10話※第1話無料放送)。本作は、2021年に韓国で放送された大ヒットドラマ『怪物』の日本版リメイクとなる。

【動画】『連続ドラマW 怪物』特報映像

 原作の『怪物』は、『梨泰院クラス』『財閥家の末息子』などを手がけた大手制作会社SLLが製作。韓国・JTBCで放送された直後から、「脚本、演出、演技、メッセージ性、音楽すべてが完璧に近い」と視聴者の間で絶賛され、同年の百想芸術大賞では作品賞、脚本賞、男性最優秀演技賞の三冠を受賞するなど高い評価を得た。

 今回のリメイクは、WOWOWがSLLに直接オファー。これまでに同局が築いてきた重厚な人間ドラマの評価が認められ、世界初のリメイク作品として制作が決定した。

 物語の舞台は、25年前に猟奇的事件が起きた町・羽多野町。再び起きた類似事件をきっかけに、地元の警察官・富樫浩之(安田)と、東京から赴任してきた東大法学部卒のキャリア警察官・八代真人(水上)が、互いに疑念を抱きながらも捜査を進めていく。富樫はかつて、妹の失踪事件で容疑者として逮捕された過去を持ち、一方の真人もある目的を胸にこの町にやってきていた。

 やがて捜査は混迷を極め、失われた過去の捜査資料、奇怪な行動をとる富樫、そして真人の父で警察庁次長・八代正義からは捜査を打ち切るように圧力がかかる。「町全体が何かを隠しているのではないか」――疑念が膨らむ中、富樫にとって娘のような大切な存在である女子大生・柳美緒が失踪。事件は急転直下し、富樫自身が容疑者として逮捕されてしまう。

 本当に富樫が犯人なのか?一体誰が“怪物”なのか?複雑に絡み合う過去と現在、登場人物たちの心の闇、次第に明らかになっていく驚愕の事実。事件の裏に隠された、最も恐ろしい怪物=“人間”があぶり出される。

 今回の発表にあわせて特報映像の第1弾も公開。今後発表される共演陣にも注目が集まる。

■安田顕(富樫浩之役)のコメント

――本作のオファーを受けて
 素直にうれしかったのはもちろんですが、その後、ドラマのオリジナル版を拝見し、これは「与し難く、やり甲斐に満ちた」役柄だと感じました。このドラマの主演に選んでいただき、感謝申し上げます。

――脚本の感想
 「息もつかせぬ」展開。前半から中盤にかけての構成力が素晴らしく、夢中で読み進めました。WOWOW版として改訂された自分の演じるキャラクターの言動、設定は、プロデューサーさん、監督さんと何度も話し合い、納得した上で撮影させていただきました。原作者のキム・スジンさんに心より敬意を表します。

――役作りで心がけたことや、撮影現場の印象など
 ドラマで起きる事柄を時系列に並べ直し、そのシーン毎における富樫浩之の心情を丁寧にひも解きました。約3ヶ月の撮影期間ですので現場は順調な日もあればそうではない日もありましたが、皆がより良い作品を届けたい想いで取り組んでいたのは間違いありません。何より、「与し難い」役柄に挑戦できたこと。撮影終了時、「演れることは演った」と思えたことに改めて感謝申し上げます。

――視聴者へのメッセージ
 理屈抜きに面白いはずです。ぜひ、繰り返しご覧ください。

■水上恒司(八代真人役)のコメント

――本作のオファーを受けて
 オファーをいただいた際にある程度形にしていただいた脚本を拝見しました。原作があるので最終話まで流れを把握することができ、かつ毎話主人公が変わっていくようなバリエーション豊かであり、劇中のキャラクターたちのだまし合いに視聴者の方々を翻弄(ほんろう)していく構成にひかれました。

――脚本の感想
 私が演じた八代真人が今作において年齢的にも経験的にも若いキャラクターとして存在しなければなりません。その若さ故の怪物さをいかに表現できるか、そこが重要であり私の技量でどこまで表現できるか不安を感じざるを得ませんでしたが、製作陣の方々の期待にお応えしたいと今作品に飛び込みました。

――役作りで心がけたことや、撮影現場の印象など
 今作でかなり作り込むことを意識して挑みました。そこで改めて人間を演じるということの難しさを痛感しました。表情、声色、姿勢、所作、服装、志。八代真人を作り上げていく過程で、私自身が勝手に自由に決めていったことを持続していくことがかなりハードでした。どのような人間なのか、本編にて感じてください。

――視聴者へのメッセージ
 視聴者の方々を脅かすような事を発信するのも良くないですし、決してそういった意図ではないことを前提に申し上げますが、我々の日常にも今作に出てくるキャラクター達の意図というものは必ず存在しているものだと思います。そういったところを狙って製作してまいりました。エンタメならではの不安と緊張感を堪能してください。

■原作:キム・スジンのコメント

 私が最初に『怪物』の執筆を始めた際、この作品が日本で制作されることを全く想像もしていませんでした。そのため、日本の監督をはじめ、スタッフの皆様、キャストの皆様が新たに作り上げてくださったこの作品が、皆様にどのように感じていただけるのか、大変楽しみにしております。

 主人公たちの人生で最も重要で特別な瞬間を、そして残された人々の悲しみを温かい視点で見守っていただければ、心より感謝申し上げます。

■監督:鈴木浩介のコメント

 2009年『空飛ぶタイヤ』に参加させていただいてから16年。数多くWOWOWドラマ作りに携わらせていただきましたが、『怪物』ほどプレッシャーを感じた作品はなかったです。数多ある韓国ドラマの中でも特に好きな作品だったからかもしれません。人生分の半年間。脚本、キャスト、スタッフと出会えて幸せでした。全10話。ぜひ楽しんでください!

■監督:池澤辰也のコメント

 韓国の大人気ドラマ『怪物』を日本でリメイク!安田顕さん、水上恒司さん、魅力的なキャストたちが、圧倒的な芝居で魅せる。誰もが悲しみを背負い、それでも前を向いて生きているギラギラとエネルギーに満ちた空気、その空気の中に身を預けた私は、息をすることも忘れて、ワクワクしながら作り上げました。これはリメイクではない。新しい見応えのあるドラマができました。


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