吉沢亮主演『国宝』主題歌発表 歌唱に井口理、作詞に坂本龍一さんの娘・美雨

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2025年04月23日 19:51  ORICON NEWS

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(左から)李相日監督、森七菜、渡辺謙、横浜流星、吉沢亮、高畑充希、寺島しのぶ、見上愛、田中泯 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の吉沢亮が主演を務め、横浜流星が共演する映画『国宝』(6月6日公開)の完成報告会が23日、都内で行われ、主題歌が解禁された。今作の音楽も手掛ける原摩利彦氏が主題歌を担当し、4人組ロックバンド・King Gnuの井口理が歌唱で参加する。

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 本作の主題歌は「Luminance」(原摩利彦 feat. 井口理)となる。作詞には、故・坂本龍一さんの娘である坂本美雨が参加。「特別な誰かの人生に喝采を送りたい」という制作人からの強いオファーを受けた井口の、透き通った歌声と、魂の高揚を感じる音楽が、美しく壮大な本作の物語のラストを締めくくる。

 原氏は「喜久雄と俊介、そして彼らのまわりの人々の人生がまるで神話であったかのような、そんな感覚を覚える音楽をエンディングに書きたいと思っていました。『Luminance』は喜久雄が浴びたスポットライトと彼が放ち続ける光の量です。時空を超えて響く井口理さんの美しい声と、音となったときに輝きを増す坂本美雨さんのことばに出会って、この曲を書くことができました」とコメントを寄せた。

 また、井口は「この度、光栄なことに主題歌のお話をくださり、自分なりにこの映画を咀嚼(そしゃく)し、歌わせていただきました。この映画『国宝』で描かれる恐ろしくも美しい世界を、少しでも彩ることが出来たなら幸いです」と伝えた。

 本作は、黒衣として3年間歌舞伎の世界に身を置き、その体験をもとに執筆した吉田修一氏による小説を、李相日監督の手により映画化したもの。任侠の一門に生まれながら、歌舞伎役者の家に引き取られた主人公・喜久雄(吉沢)が、芸の道に人生を捧げ、やがて“国宝”と称される存在になるまでの50年を描く、壮大な一代記。

 物語は、抗争によって父を亡くした喜久雄が、上方歌舞伎の名門・花井家の当主である花井半二郎(渡辺謙)に引き取られたことから始まる。喜久雄は、半二郎の息子であり、名門の跡取りとして育てられた俊介(横浜流星)と出会い、兄弟のように、親友として、そしてライバルとして、ともに芸に青春を注いでいく。天賦の才を持つ喜久雄と、歌舞伎の血統を受け継ぐ俊介の対比も作品の見どころのひとつとなる。

 イベントには、吉沢、横浜、高畑充希、寺島しのぶ、森七菜、見上愛、田中泯、渡辺、李相日監督が登壇。荘口彰久がMCを務めた。


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