福島県の内堀雅雄知事(中央)から要望書を受け取る石破茂首相(右)=23日午後、首相官邸 石破茂首相は23日、福島県の内堀雅雄知事と首相官邸で会談した。知事は、東日本大震災からの復興に向け「十分な財源確保」を求める要望書を提出。首相は「政府として全力を挙げて福島の復興のため力を尽くしたい」と応じた。
2025年度で終了する政府の「第2期復興・創生期間」の事業規模は約1兆6000億円。知事は「これから次の復興・創生期間に向けての重要な局面を迎える」と強調し、26年度からの5年間の事業規模は現行計画を上回るよう求めた。