
政府はバチカンで26日に行われるフランシスコ・ローマ教皇の葬儀に、岩屋毅外相を参列させる方向で調整に入った。政府関係者が23日、明らかにした。
在位中に亡くなった2005年4月のヨハネ・パウロ2世の葬儀には、当時の小泉政権で首相補佐官を務めていた川口順子元外相が出席。フランシスコ教皇の13年3月の即位式典には森喜朗元首相が参加した。
フランシスコ教皇の葬儀には、既に米国のトランプ大統領やフランスのマクロン大統領ら各国首脳が参列する意向を表明している。石破茂首相は27日から東南アジア歴訪を予定しており、政府は岩屋外相が適任だと判断したとみられる。