横浜流星、2度目の李相日監督作品で充実感!「役者冥利に尽きます」

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2025年04月24日 00:00  クランクイン!

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横浜流星、映画『国宝』完成報告会に登場  クランクイン!
 俳優の横浜流星が23日、都内で行われた映画『国宝』の完成報告会に吉沢亮、高畑充希、寺島しのぶ、森七菜、見上愛、田中泯、渡辺謙、李相日監督と共に登壇。横浜は2度目となる李監督作品で俳優として大きなチャレンジができたことに感謝していた。

【写真】吉沢亮&横浜流星、“国宝級”の美麗2ショット

 本作は、作家・吉田修一が3年の間歌舞伎の黒衣をまとい、楽屋に入った経験を血肉にし、書き上げた同名小説を、映画『悪人』や『流浪の月』を手掛けた李相日監督、脚本・奥寺佐渡子で実写化。任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生をささげる主人公・喜久雄の50年を描く。

 2022年に公開された映画『流浪の月』以来、李監督作品2度目の出演となった横浜。『流浪の月』では、広瀬すず演じる更紗の恋人として、弱さに負けてDVをふるってしまう男性を演じた。そして本作では、上方歌舞伎の名門・丹波屋の看板役者である花井半二郎(渡辺謙)の跡取り息子の俊介に扮した。

 横浜は「李監督と作品を作る時、いつも僕は自分とは正反対だなと思うような役をいただくんです」と語ると「でもそれは大きな挑戦となるので、とても役者冥利に尽きることなんです」と俳優として李監督の現場は、自身を成長させてくれる場だという。

 本作で演じた俊介も「自分のなかでは苦手な人間」と共感できる部分は少なかったというと「まずは理解して愛することから始めました」と徹底的に役に向き合ったという。その過程で「自分の力不足も感じた」という横浜だが「作品を通して、芸事にすべてを捧げる登場人物たちに感銘を受けましたし、励まされました。しっかりと芸にまい進するのみです」と大きな気づきもあったことを明かした。

 映画『国宝』は、6月6日全国公開。
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