
「運命の相手」との出会いは、人それぞれ。はじめての恋を実らせる人もいれば、いくつかの恋を経てたどり着く人もいます。では、多くの人が「この人と結婚しよう」と決めたのは、何人目の恋人だったのでしょうか? 今回ママスタセレクトでは「旦那さんは何人目の恋人ですか?」とのアンケートを実施。その結果をもとに、結婚を決めた理由についても考えます。
選択肢には「1人目(はじめて付き合った人と結婚)」「2〜3人目」「4〜9人目」「10人以上」の4つを設定。約1,800人のママたちから回答が寄せられました。
さまざまな恋愛を経験したからこそ見つけた運命の相手?

アンケート結果によると、もっとも多かったのは「4〜9人目」の恋人で結婚を決めたママたちで、全体の37.1%に。そのポイントには「経済的な安定」と「自分が素でいられる」といった安心感の2つがあげられました。
『超安定企業に勤めていたから!』「職業と安定した未来設計かな」とのコメントも。結婚後の生活を現実的に捉えて冷静に判断したといったところでしょうか。
『2人で一緒にいて、着飾らない、無理をしない素の自分のままでいれたから』
『安心感。付き合っていて何の不満も不安もなかったです』
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『はじめて浮気しなさそうな男性に出会ったから』過去の恋愛経験と比較し、本当に自分に合う人を結婚相手に選んだと感じているママもいるようです。
ほどよい経験を経てベストな相手に出会う派も
次いで多かったのは「2〜3人目」で結婚した人たちで、全体の34.9%となりました。
『すごく好きでした! 嫌なところがあっても、それも含めて好きだったから』
『それまでで1番好きだった。不幸になっても一緒にいられると思った』
『この人と結婚するだろうな、しなかったら一生独身だろうなと出会ったときに感じた』
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はじめて付き合った人と結婚
なかには「はじめて付き合った人と結婚した」というママたちもいます。その数16.7%と少なくありません。
『直感!』
『はじめて好きになった人が優しかったから』一途な愛がそのまま結婚へとつながったケースもあるようです。
『誠実な人だったから!』この方は「他の人を見てみたいとも思わなかった」と続けます。この人こそ運命の人! と信じて疑わなかったということなのでしょうね。
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経験豊富だからこそ、最後は「フィーリング」で
はじめて付き合った人と結婚したママがいる一方で「10人以上」とお付き合いをしたのちに、結婚相手を決めたというママも1割程度(11.4%)います。
『付き合いが一番長かった』
『一緒にいて素でいれるのが楽だった!』などの「居心地の良さ」をあげる人がいる一方で、
『義両親によって急に話が進んだ』「何の障害もなく、とんとん拍子に話が進んだから」と、結婚へ向かうのが自然な流れだった感じているママたちもいました。
どのタイプにも共通する“結婚の決め手”とは?
結婚に至るまでの道のりは人それぞれですが、コメントからは「共通する決め手」があることもわかりました。大きくわけて4つあります。
1:自然体でいられる・安心感がある
『素の自分でいられて楽だった』
『沈黙が苦にならなかった。常に私の希望を聞いてくれた』もっとも多く聞かれたのがこのコメントです。自然体でいられることを重視したママたちが多いようです。
2:タイミングや環境の変化
『妊娠がわかったときに泣いて喜んでくれたから』
『もう30歳だったから』
『国家試験勉強中だった彼。受かったら同棲! と約束していたら見事合格。同棲を経て結婚』「結婚適齢期だった」「子どもを授かった」など、自身が今こそ結婚のタイミング! と感じたようです。
3:価値観や笑いのツボがあう
『毎日笑わせてくれる。子ども好きなど、大切な価値観が合ってた』
『この人ならケンカしても、一生笑わせてくれると思ったから』
『趣味が同じ。仕事への向き合い方が尊敬できた』価値観の一致を大切にした、というコメントも少なくありませんでした。長い結婚生活では重要なポイントともいえそうですね。
4:金銭感覚の一致・生活スタイルの相性
金銭感覚と生活スタイルの相性についてあげるママもいました。
『タバコを吸わない、ギャンブルはしない、お酒は飲めない』
『女の子に興味ない。自分のためにはあまりお金を使わない』
『金銭感覚が一緒だったから』これらはお付き合いをしている時点でわかることでしょう。結婚に至るまでの間に見極めた人も多そうです。

旦那さんとの結婚を決めたときの気持ちを思い返す日を作ってみては?
日々の暮らしのなかでは「どうしてこの人と結婚したんだっけ?」などと改めて考えることは少ないもの。けれど今回のアンケート結果をみて「ああ、自分たちもこんな理由だったな」と思い出したママもいるのではないでしょうか……。
旦那さんとの結婚を決めたときの気持ちを思い出すことは、夫婦関係をよりよいものにするヒントになるかもしれません。結婚記念日やお互いの誕生日、お子さんの誕生日など、年に数回でも思い出す機会をつくってみてはいかがでしょうか。
【アンケート概要】
総回答数:1,885票
調査方法:インターネット
調査月:2025年3月
調査・分析:ママスタセレクト編集部
【ほかでは聞けないアンケート】:ママたちの気になる回答結果は……?
文・編集部 イラスト・神谷もち